“山のおやじ”が支配する珍ワールド「城山オレンヂ園」に行ってみた!

関西ウォーカー

「コワイもの見たさ」で足を踏み入れたが最後、ハマり過ぎて抜け出せないのが関西の“珍ワールド”。中でも、大阪の「城山オレンヂ園」(富田林)では、“ミカン狩り”が楽しめる他、いたる所に立つ怪しげな看板や“手作りアトラクション”など、珍度100%の体験ができるという。そこで、関西ウォーカー編集部のKが、実際に園内の様子を見学。涙あり、笑いありの実況レポを紹介しよう。

編集部のKがやってきたのは、この地方で有名な“山のおやじ”が支配する山の楽園「城山オレンヂ園」。ここでは、12月上旬までミカン狩りを実施しており、秋の味覚狩りを楽しむのにはピッタリの場所だ。

そんなのどかな園内を見渡していると、なにやら怪しげな看板を発見!「今年のみかんは夏の猛暑と干ばつのため小粒。その上、品質もあまりよくありませんが…(略)」と、いきなり達筆な字で言い訳が書かれていた。さらに、「この山には夢がある」や「大きな声では言えませんが、冷たいビールあります」、「銭はないが夢がある。それでええ…」など、出るわ出るわの珍看板。ズラリと並ぶ山のおやじの名言に、ニヤリと笑みがこぼれるユニークなスポットなのだ。

また、山のおやじの手作りだという“手作りアトラクション”の数々も同園の見どころのひとつ。手作り感たっぷりの「恐怖のアスレチック」(無料)では、各ポイントで“本気の”恐怖を味わえるし、5匹以上釣ると“高級アイス”をもらうことができる「ザリガニ釣り」(2時間500円)では、釣り堀ののんびりとした風情を楽しませてくれた。そんな中でも、注目度満点なのが、フライパンなどの“鍋ラケット”で遊ぶ「おもしろピンポン台」(無料)。おやじが暇な時は卓球対決をしてくれるというのでKは対戦を挑んでみたのだが、「負けたら農作業やで!」と、厳しい罰ゲームを課されてしまった…。

他にも、くり園やイモ掘り畑、パターゴルフ場など、楽しめるスポットが満載の「城山オレンヂ園」は、実は山のおやじ夫妻が25年かけて山を開拓したという立派な農園。関西のTVでも幾度となく取り上げられている“名スポット”で、珍な味覚狩りを楽しんでみては? ちなみに、おやじの他に息子である“山の兄貴”も待ってるぞ!  【関西ウォーカー】

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