埼玉県さいたま市にある鉄道博物館で、6月30日(日)まで「鉄道マンの仕事アルバム―鉄博フォトアーカイブ展」が開催されている。
鉄道博物館所蔵の約13万点の写真資料の中から、鉄道に従事する人々の姿や仕事の様子を捉えた写真に焦点を当てて展示。列車を運行する仕事、車両をつくり、守る仕事、設備や電気を守る仕事など、テーマごとに展示構成されている。蒸気機関車の乗務員の仕事の様子や、機関助士の投炭訓練など、当時の記録がわかる写真が並ぶ。
その他にも、蒸気機関車の修繕を行う姿や、鉄道院新橋工場での新車工場組立の様子、大井連絡所での仕事風景など、数々の貴重な写真を公開。関西本線揖斐川橋梁が完成し、試運転の列車を止めて撮影された豪快な記念写真「揖斐川橋梁試運転の日」なども展示する。
写真に記録されている懐かしい道具類の実物や、昭和50年代に撮影された貴重な映像資料なども交えて、いつの時代も変わらない鉄道マンの魂と、安全輸送にかけるひたむきな姿を展示を通して見ることができる。
大人から子供まで楽しめる鉄道マンの「仕事アルバム―鉄博フォトアーカイブ展」。ぜひ、週末は家族で鉄道博物館に出かけてみよう。
ウォーカープラス編集部