戦国武将・武田信玄の命日(4月12日)の前週末、4月5日(金)~7日(日)の3日間にわたって「第48回信玄公祭り」が甲府市中心部を会場に開催される。
この祭りは、有名な1561年の「川中島大合戦」に出陣する様子を忠実に再現しようとしたもので、戦に挑む前に執り行われる「戦勝祈願」や、甲冑に身を包んだ軍勢が行進する様子を再現。「戦勝祈願」では信玄公と本陣隊、山本勘助と勘助隊が武田神社に詣で、甲州軍団の戦勝と祭の成功を祈願する。
また、信玄公と武田二十四将に扮した人々によって「出陣の儀式」や「三献の儀」が執り行われるほか、県内各地から「風」「林」「火」「山」の旗を掲げた総勢約1500名の軍団が集結する武者行列は圧巻の一言だ。
それ以外にも、甲府駅北口よっちゃばれ広場で「湖衣姫コンテスト」、6日(土)、7日(日)には舞鶴城公園・遊亀橋前通りで県産品展示即売や各種飲食コーナーなどの「賑わい城下町」が行われる。また、甲府中央商店街(かすがも~る)では山梨県の伝統料理が提供される「信玄グルメ横丁」など、多彩なイベントが催される。
さらにこの時期、甲府盆地は桃の花がいっせいに咲きほこり、見事な桃源郷へと姿を変える。春の風が吹く甲府市へ出かけ「第48回信玄公祭り」で戦国の世を体感しよう。
ウォーカープラス編集部