春爛漫の天龍峡を舞台にした「名勝天龍峡温泉 天龍峡花祭り」が4月14日(日)、長野県飯田市の天龍峡お祭り広場で開催される。
「飯田の春の観光まつり」の1つとして行われる「天龍峡花祭り」は、天竜峡のある飯田市の地元に根付いたお祭り。
午前中から始まり新緑が美しい中を走り抜ける「第3回名勝天龍峡ハーフ・リレーマラソン大会」を始め、「天龍峡の深渕に住む巨龍が天に昇ろうとするとき、諸事大吉を招く」という古来からの伝説を元に作られた「天龍峡龍神の舞」、江戸時代中頃の1704年に始まった人形浄瑠璃「今田人形」の公演など、催し物が盛りだくさんだ。
また、天龍峡地元の幼稚園生が古式ゆかしい衣装に身を包んで練り歩く「稚児行列」も人気。その他、地元の五平餅や野菜等販売、地元商店提供による宝投げなど、一日中楽しむことができるお祭りだ。
ウグイスが盛んに鳴く遊歩道沿いにはシャガの群落が花をつけ、峡谷にはユキヤナギの花が岩場に点在するさまが見られる天龍峡。春の訪れを告げる「天龍峡花祭り」とあわせて観光も楽しんでこよう。
ウォーカープラス編集部