デニム生地から付属品にいたるまで“すべて日本製”にこだわった限定ジーンズ「ALL MADE IN JAPAN UNIQLO JEANS」が12/15(月)に発売された。生デニムタイプとUSEDタイプの2種類があり、ともに5990円。銀座店と世田谷千歳台店、UT STORE HARAJUKU.、心斎橋店、神戸ハーバーランド店の5店舗とオンラインストアのみで購入が可能だ。
このジーンズ、まずクオリティがスゴイ。使用するデニムは世界に誇る広島のデニムメーカー、カイハラ社製のもの。また旧式の織機を使った際に出る生地のほつれをなくすための耳とステッチ、いわゆる「赤耳」加工を施すなど、職人のこだわりが詰まったジーンズ好きにはたまらない一品なのだ。
そして次に価格に驚かされる。実際に手にとってみるとわかるのだが、このクオリティで5990円であるということがにわかに信じられない。「最適な綿花を追い求めるところからこだわり、最高の色落ちを可能にする生地を作った」(ユニクロ広報)と言うように、しっかりとした手触りのデニム生地は、早くはき込んで育ててみたいという衝動にかられる。ユニクロ得意のスケールメリットを廃し、ここまでこだわって作ったジーンズが6000円以下というのは他メーカーの脅威となることは間違いないだろう。
11月は過去最高の月間売上高を記録し、勢いのあるユニクロだからこその最新話題作。ぜひ生タイプとUSEDタイプの2本合わせて履き比べてみたい。【東京ウォーカー/播磨雄介】