東京・日本橋エリアでは、3月15日(金)から4月7日(日)の期間「日本橋 桜フェスティバル2019~つながり広がる、日本橋・八重洲・京橋~」を開催。6回目の開催となる2019年は、日本初上陸を含むデジタルアート作品や、桜をテーマにした食のイベントが実施されている。
光と音の演出で新たなお花見体験
今回の目玉となるのは、高さ8mのデジタルアート桜「The Tree of Light -灯桜-」だ。これは、世界最大級のアートフェスティバル「バーニングマン」で話題となり、日本初上陸にあたり桜バージョンとなったデジタルアート。葉1枚1枚に仕込まれた約10万球のLEDが風や音に反応し、桜色だけでなく様々な色に変わってフォトジェニックな光景を作り出す。
また、カーペットの上を歩くのを感知し、16mもの桜のカーペットを映し出す「サクラカーペット」や、毎年好評を博す桜ライトアップも展開。重要文化財である三井本館、日本橋三越本店や日本橋三井タワーといった中央通り沿いの施設などが桜をモチーフにした幻想的な灯りに照らされる。
桜をモチーフにしたオリジナルメニューを約190店舗が提供
日本橋・八重洲・京橋エリアの約190店舗が「日本橋桜メニューウォーク」と題し、桜をモチーフにしたこの春限定の飲食メニューやスイーツ、グッズを展開。また、3月30日(土)・31日(日)は、福徳神社周辺で日本橋の味を堪能できる「ニホンバシ桜屋台」が開催される。老舗や名店の特別オリジナルメニューを販売するほか、コレド室町の各店舗やマンダリン オリエンタル 東京なども登場し、日本橋ならではの幅広い食文化を楽しむことができる。
このほか、クリエイターが日本橋の店舗のウィンドウにアートで桜を表現する「Sakura Gallery」や、福徳神社の桜みくじ、4月5日(金)には写真家五十嵐絢也氏による記念撮影サービスも開催されるなど、日本橋一帯が桜に関するイベントで盛り上がる。開花を迎えた東京の桜を、日本橋でより深く楽しもう。
国分洋平