2020年には人工流星コラボも!?発売即重版の話題作『流星コーリング』、今後の展望をWEAVER河邉徹に直撃

東京ウォーカー(全国版)

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3ピースピアノバンド・WEAVERのドラマーである河邉 徹さんの新作小説『流星コーリング』。「王様のブランチ」BOOKランキングで1位を取り、早くも重版が決定するなど、多方面から注目されている同作のサイン会イベントが、3月30日(土)、ジュンク堂書店池袋本店にて開催された。

『流星コーリング』発売記念サイン会に登壇した河邉 徹さん


『流星コーリング』は、2020年に打ち上げが計画されているという人工流星をテーマに、その舞台となる広島で繰り広げられるSF青春ストーリー。刊行日の3月6日には、WEAVERが本作をテーマにした同名アルバム『流星コーリング』もリリース。音楽と小説の両方で世界観を楽しむという、新しい試みにも挑戦している意欲作だ。

全国5会場で実施され、いずれも好評を博したというサイン会は、今回のジュンク堂書店池袋本店でラスト。どの会場にも、毎回、大勢のファンが駆けつけたそうで、河邉さんは「小説を書かせてもらえただけでも光栄なのに、それにサインをして、読者の皆さんと交流できる機会まで用意していただいて、素敵な経験をさせていただきました。読んでくださった方の中には、『いままで小説を読んだことがなかったけど、本作をきっかけに、本を読む楽しさに気づきました』と言ってくださる方もいて。本当に『流星コーリング』を執筆してよかったと思っています」と、サイン会で体験した、思い出深いエピソードを聞かせてくれた。

【写真を見る】サイン会には100名を超すファンが駆けつけ、大盛況となった


続いて、刊行からわずか数日で重版が決まり、好調なセールスを記録していることについて感想を聞かれると、「まさか、こんなにも早いタイミングで重版がかかるとは思いもしませんでした。とはいえ、作家にとっては非常に名誉なことですので、素直にうれしいです。これをきっかけに、僕やWEAVERのことを知らない人にも本作を読んでいただいて、ご意見や感想を聞かせていただけるとありがたいですね」とコメント。

さらに「2020年、実際に人工流星が打ち上げられるときには、応援してくださる皆さんといっしょにイベントを実施できたら楽しいでしょうね。この話のもととなった人工流星の研究・開発をされている方ともお会いして、いろいろとお話を聞かせていただけたので、何かいっしょにできないか、相談してみます」と、今後の展開についても話してくれた。

早くも重版がかかった、河邉 徹さんの新作小説『流星コーリング』


ちなみに河邉さんは、サイン会と同じ時期に、朗読と楽曲で本作の世界観を楽しむ「流星コーリング」朗読音楽会を開催し、こちらも話題に(3月16日、品川インターシティホールにて開催)。また、3月23日には愛知、24日には大阪で、本作と連動したライブツアーも実施し、これらも大盛況となった。

最後に、こうした連動イベントに対する感想を聞かれた河邉さんは「朗読音楽会に関しては、小説と音楽、どちらか片方にしか触れていなかった方に対して、“両方が合わさることで、こんなにも世界観は立体的に感じられる”ということをお伝えできたと思っています。ライブツアーも、今回は“映画を見ているような感覚に浸れる演出”にこだわりました。お越しいただいた皆さんには、そこを楽しんでいただけたようで、好意的なご意見もたくさんいただけて。どちらの企画も大勢の方に満足していただけて、とてもうれしく思っています」と話し、会見を締めくくった。

ソムタム田井

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