3月21日に、福岡市美術館が2年半の改修を終えオープンした。改装のテーマは“より開かれた美術館”。1階に新設したカフェなどを入口に、気軽にアートに親しんでもらえる工夫をしたのがポイント。英語、中国語、韓国語を加えた4か国語の案内サインも新設した。
まるで寺の中!?古美術展示室
「古美術展示室」では照明や空間などを工夫し、収蔵品の展示法をバージョンアップ。古美術では薬師如来立像を寺に鎮座しているかのように展示。美しさを堪能できる。
ホテル直営の飲食スペースが登場
館内の飲食スポットは2つ。1階「カフェ アクアム」は軽食やデザート、ドリンクが中心。本格的な食事なら2階「レストラン プルヌス」へ。和洋中ランチも用意している。
キッズスペースが充実
靴を脱いでゆったりくつろげる「キッズスペース 森のたね」。壁の布製オブジェは所蔵品をモチーフにしたもので取り外し自由。アートと自然に触れ合える。
オリジナルグッズが豊富にそろう
所蔵品をモチーフにしたオリジナルのグッズが多数登場。博多人形師による「福かぶり猫」や、高取焼といった、福岡にちなんだアイテムも充実。
所蔵品を一挙に鑑賞!オープニング記念展へ
オープニングの記念展「これがわたしたちのコレクション+インカ・ショニバレCBE: Flower Power」(~5月26日(日))では、すべての展示室を使い、膨大かつ質の高いコレクションをたっぷり展示。約300点の作品を一度に見られる、またとない機会。観覧料 一般1500円、高大生・65歳以上1000円※特別拝観料200円「これがわたしたちのコレクション」のみ観覧可。当日券のみ
[福岡市美術館]福岡市中央区大濠公園1-6 / 092-714-6051 / 9:30~17:30(最終入館30分前) / 月曜休み(祝の場合翌平日)
九州ウォーカー編集部