高知県立のいち動物公園(高知県香南市野市)で、4月27日(土)から5月26日(日)まで「写真展 翼 ~高知の風にのって~」が開催される。
日本野鳥の会高知支部のメンバーが撮影した野鳥の写真の数々を紹介する同展。撮影地は全て高知県内で、ブッポウソウ、キクイダタキ、ルリビタキ、トラツグミ、オオマシコ、ウソ、ハイタカなど身近な野鳥から絶滅危惧種までの30種30点。
期間中の5月12日(日)には、日本野鳥の会高知支部幹事で環境カウンセラー・濱田哲暁氏を講師に招いて「野鳥の観察会」を実施。動物公園内を散策しながら野鳥観察を楽しめる。双眼鏡を持っていない人には無料貸出しもあるので、親子や友だちなどと気軽に楽しめる。こちらは事前申込みとなっているので、詳細は公式サイトを確認しよう。
担当者は「当園は自然豊かな三宝山の山裾にあり、鳥が好む木々が多種にあることから沢山の野鳥がやってきます。春になると夏鳥のオオルリ・キビタキ、秋になるとジョウビタキ・シロハラ・アオジなどはもちろん幸せの青い鳥と言われるルリビタキもやって来ます。その他にも珍しい鳥やタカの渡りなども見ることができます。1年を通してシジュウカラやヤマガラ、キツツキの仲間のコゲラやアオゲラが見られます」と、動物展示とあわせて高知の自然について教えてくれた。
美しい自然環境で見られる野鳥の魅力が豊富に展示される同展。GWに親子で足を運んでみるのもいいだろう。
ウォーカープラス編集部