福井県あわら市の門前町通りで4月27日(土)から29日(月)までの3日間、「Gobou市」が開催される。
あわら市吉崎の海抜33メートルの吉崎御山に、蓮如上人が1471年に吉崎御坊(よしざきごぼう)を建立。現在は国指定史跡「吉崎御坊跡」として観光地となっている。特に、蓮如上人の御影が京都から吉崎に下向する4月23日から5月2日に京都に上洛するまでの「蓮如忌」の期間中は、吉崎別院で法要が営まれ、多くの参拝客や観光客が訪れる。
その蓮如忌と吉崎地区のさらなる魅力向上を目的として、地元有志が中心となって、蓮如忌の期間中にクラフトとアンティークのマーケットを開催している。それが「Gobou市」だ。
「Gobou市」の「Gobou」とは、平成21(2009)年のスタート当時、イベント名称を考えるに際して、新たに始めるイベントであることと、年配者だけでなくファミリー層や若者にも吉崎へ足を運んでほしいとの思いから、イベント名称は、吉崎御坊にちなむだけでなく、ローマ字表記にすることにしたことから。
イベントでは、町内の通りを会場に、手作り雑貨やアンティークのお店が軒を連ねるマーケットが開店。アクセサリー、陶器、手作りバック、ポーチ、藤づる籠、バスケット、カントリードール、木のアクセサリー、おもちゃ、手作り雑貨、骨董、こだわり自然工芸品、とんぼ玉、手作り木の実リース、古市などのお店が大集合する。
担当者は「蓮如の里『吉崎』で500年以上続く『蓮如忌』。毎年4月23日から5月2日にかけて開催され、各地から大勢の参拝者が訪れます。その蓮如忌の期間中、吉崎地区の町内の通りを会場にクラフト、生活雑貨、アンティークなど、今年は34店舗が軒を連ねるマーケットを開店します。期間中は路上イベントとして、27日は舞踏、28日と29日は音楽ライブも行います」と話す。
クラフト好きはもちろん、イベント好きは必見のイベント。ゴールデンウィーク前半は「Gobou市」に行こう!
ウォーカープラス編集部