今年は、オランダの絵本作家ディック・ブルーナさんが描く絵本の主人公ミッフィー(うさこちゃん)が、55周年を迎えることを記念して、同キャラクターを描いたさまざまな限定アイテムが登場している。中でも注目なのが、貴金属ジュエリーの老舗GINZA TANAKAが、11月25日より発売を開始した“ミッフィーのカレンダー”。なんと1枚5500万円(!)という、超セレブな純金カレンダーなのだ。
このカレンダー「ミッフィー2011」は、A2サイズの1枚板(板サイズ:縦約64cm×横約40cm)で、6kgもの純金が使用されたビッグカレンダー! 今年、誕生55周年を迎えた“ミッフィー”が、2011年の干支であるウサギを象徴するデザインであるという理由から、「ウサギ年を盛り上げよう」と製作された。同社は、これまで培った貴金属加工の技術を生かして、純金を薄く約1mmまで圧延(圧力をかけて延ばす)し、オリジナルのミッフィーのイラストをカレンダーの裏面に忠実に再現。2011年を意味する「11」柄のワンピースを着たミッフィーは、今年だけの特別バージョンだ。
それにしても、5500万円という破格の値がつけられているのは何故なのか? このような物が製作された意図とは? 早速、同社広報担当者に聞いてみると、「弊社の年末年始の代表的商品である、“純金1gカレンダー”の販売促進を兼ねて、毎年純金を約6kgほど使った“純金ビッグカレンダー”を製作発表、販売しているんですが、今年も例年通り製作したということです」との回答。
「今回の販売価格は、金価格、裏面のイラストの価値等を考慮して設定し、5500万円となりました」とコメントしていた。さらに、どんな人の購入を想定しているかと質問すると、「来年に記念日があるなど、特に思い入れがある方や創業○○年を迎える事業主様などを想定しています。来年以降も純金6kgの資産価値は失われませんし、ご希望があれば、カレンダー面を印刷し直すことも可能ですよ(※有料)」とのこと。
ちなみに、「5500万円のカレンダーはちょっと高いな~」という人には、純金5gを使ったカレンダー(3万8000円)や、純金1gを使ったカレンダー(8500円)もオススメ。布ケース付きの金箔手鏡(2000円)や金箔しおり(1500円)も販売されているので、ミッフィー好きへのプレゼントにもピッタリなのでは? 【東京ウォーカー】