鹿児島県いちき串木野市の照島海岸で、さまざまな馬たちが海辺のコースを疾走する「第62回 串木野浜競馬大会」が4月21日(日)に開催される。
串木野浜競馬大会は日本三大砂丘のひとつ・吹上砂丘の照島海岸、約1500メートルを競馬コースとして利用して行われる大会。昭和33(1958)年に当時の荷馬車組合の花見の余興として馬を走らせたのが始まりとされ、今日まで毎年開催されている歴史あるイベントだ。
行われる競馬は軽種馬、輓馬、ポニー等の部に分けてレースが実施され、春の浜辺を沸き立たせる。可愛らしいポニーや、輓馬(農耕馬)のレースでは、砂丘に乗り上げる馬や海に飛び込む馬などユーモラスなレース展開が見もの。また、かつては中央競馬で走っていた軽種馬(サラブレッド)のレースでは、浜辺を走る華麗な姿を見ることができる。
出場頭数は約100頭、海辺の直線コースを疾走する競馬は約3万人の来場者が見込まれる人気のイベント。春の海辺で行われる競馬を観戦しに「第62回 串木野浜競馬大会」に出かけよう。
ウォーカープラス編集部