江戸川乱歩や横溝正史らの世界に触れる・群馬県立土屋文明記念文学館で「ミステリー小説の夜明け」開催中

東京ウォーカー(全国版)

群馬県高崎市にある群馬県立土屋文明記念文学館で、6月9日(日)まで「第104回企画展『ミステリー小説の夜明け-江戸川乱歩、横溝正史、渡辺啓助、渡辺温-』」が開催されている。

江戸川乱歩原稿「告白」(群馬県立土屋文明記念文学館蔵)写真は主催者提供


魅力的な作品を多く掲載した雑誌『新青年』が発行され、そこから江戸川乱歩、横溝正史等の人気作家が登場した日本ミステリー小説黎明期。同展では、その華々しい時代にスポットを当て、雑誌『新青年』と、江戸川乱歩、横溝正史の世界に迫るとともに、群馬県渋川市ゆかりの探偵小説作家・渡辺啓助と、その弟・渡辺温の作品等を紹介する。

また、県立高崎高校文芸部とコラボレーションした謎解きゲーム企画「謎解き in 文学館」を開催。全問正解者には景品プレゼントが用意されている。

横溝正史_原稿「八つ墓村」(世田谷文学館蔵)写真は主催者提供


その他、展覧会期間中には、記念講演会「探偵小説という文学 渡辺兄弟の二十世紀」や特別企画として横山秀夫氏公開インタビュー「直接聞きたい作家のはなし」を実施。さらに5月3日(金)、6月2日(日)には、担当職員によるギャラリートークが行われる。GWは、日本ミステリー小説の魅力を体験しに群馬県立土屋文明記念文学館へ出かけてみよう。

ウォーカープラス編集部

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