身近にいる危険な生きものたちを紹介!埼玉県立自然の博物館で企画展開催中

東京ウォーカー(全国版)

埼玉県立自然の博物館(秩父郡長瀞町)で、6月23日(日)まで企画展「要注意!野外の危険なもの」が開催されている。

埼玉県立自然の博物館で企画展「要注意!野外の危険なもの」開催中写真は主催者提供


スズメバチやヤマウルシのように大きく目立つものばかりでなく、身近な場所や、意外な場所にも危険なものは潜んでいる。同展では、家の周辺や公園など日常生活の中の危険、草むら・河原などレジャーの際の危険、雑木林・山などハイキングの際の危険等、様々な危険なものについて、実物標本や写真をもとに紹介。

また、名前から有毒と思われるドクダミやヘビイチゴ、ムカデと間違われるゲジやヤスデなど、「実は安全」な生きものも標本と写真で紹介している。見た目やイメージだけで悪者扱いをするのではなく、相手を正しく知り、自然を楽しむ知識を学べる。

スズメバチやヤマウルシなど様々な生きものを標本と写真で展示写真は主催者提供


さらに「ハチに刺された!」「ヤマウルシにかぶれた…」「ツキノワグマに遭遇」など、当館の学芸員が実際に遭遇した野外の危険も紹介されており、体験したからこそわかったことなど、体験者ならではの経験を知ることができる。5月12日(日)、6月16日は担当学芸員によるミュージアムトークが開催される。より安全に自然を楽しむため、注意するポイント、見分け方などを知ることができる企画展「要注意!野外の危険なもの」。ぜひ、GWは家族で埼玉県立自然の博物館を訪れてみよう。

ウォーカープラス編集部

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