渋谷ヒカリエ ShinQsでは、5月9日(木)から6月5日(水)までの4週間、「地方横丁料理人が集結! 東京初上陸 美味しいものフェア 四国・九州 希少食材編」を開催。週ごとに変わる4つの四国・九州の食材をイベントメニューで提供する。
このフェアでは、鹿児島県産鶏「赤鶏さつま」、大分県産豚「米の恵み」、徳島県産豚「阿波美豚」、宮崎県産牛「パイン牛」の4種の食材を、株式会社アスラボが経営するフードコートスタイルの飲食店「アスラボ横丁」の料理人が総菜や弁当など、さまざまな形で調理しイベントスペースにて提供する。また、渋谷ヒカリエ ShinQsの常設店舗も参加し、多彩なメニューを楽しむことができるイベントだ。
東京ではなかなか出会うことができない各県の食材の魅力と、ご当地の人気店が腕前をふるう注目メニューを紹介しよう。
大分ウィーク 5月9日(木)~15日(水)
大分ウィークで使われる大分県産豚「米の恵み」は大分米ポークブランド普及促進協議会が定めた基準を満たす豚肉のこと。「桜王」「九重“夢”ポーク」「錦雲豚」「名水豚」「日出ポーク」が“米の恵み”として認定されており、いずれも極上のうまみとなめらかな舌触りが特徴のおいしい豚肉だ。
出店する大分元気横丁「和中華 黄金パンダ」は、大分の自然豊かな土地で育まれた食材を使った「無添加」「おいしい」をコンセプトにした“和”と“中華”を融合させた店だ。米の恵みトンカツ(670円)や豊後大野産野菜ゴロゴロ酢豚(411円)、米の恵み豚の生姜焼き弁当(843円) など登場メニューは全10種。
鹿児島ウィーク 5月16日(木)~22日(水)
鹿児島県産鶏「赤鶏さつま」は、飼料に麦を主体にした植物性タンパク質のみを与えた、鶏臭さがなく風味の良い鶏肉。一般的に食されている鶏肉よりも飼育期間が長いため、味に深みがあり、シャキッとした歯ごたえが特徴だ。
天文館かごしま横丁 「地鶏と焼き鳥 黒さつま」の出店メニューは、赤鶏さつまソーセージ(324円)、赤鶏からあげ(3種、各216円)、赤鶏スパイスカレー(702円)、赤鶏ハラミ丼(648円) ほか 全10種。
徳島ウィーク 5月23日(木)~29日(水)
標高400メートル、阿讃山脈中腹の自然豊かな環境の中で育った徳島県産豚「阿波美豚」は、脂身の融点が29度と、日本で一番脂の融点の低い豚肉。臭みがなく、非常にあっさりしているのが魅力だ。
徳島の生産者のこだわり食材をイタリアンで提供する徳島阿波横丁「徳島イタリアン エガヲニナル」からは、阿波美豚の丸メンチカツ(216円)、阿波美豚のスペッツアティーノ(トマト煮込み)(864円)、阿波美豚の徳島丼(918円) など 全11種が登場。
宮崎ウィーク 5月30日(木)~6月5日(水)
宮崎県産牛「パイン牛」とは、パイナップル粕を加えたオリジナル飼料を与えて育てた宮崎県産黒毛和牛のこと。柔らかな肉質と豊潤な旨味で高い評価を得ている。
調理する宮崎ニシタチ横丁「郷土料理・炭火焼き 炭焼 路地囲」は、宮崎の食材を使った炭火焼きと郷土料理の店。きのことパイン牛のオイスター炒め(519円)、パイン牛と宮崎野菜のラタトゥイユソースがけ(519円)、パイン牛のローストビーフ丼(864円)など全11種のメニューを販売する。
国分洋平