「アベンジャーズ/エンドゲーム」を最速で観たファンの反応は?12時間にわたる大阪マラソン上映に密着!

関西ウォーカー

アベンジャーズシリーズの完結編となるマーベル・スタジオの最新作「アベンジャーズ/エンドゲーム」が、ついに日本でも上映スタート。公開日前日の4月25日には、全国3か所でアベンジャーズの過去3作品の応援上映と「アベンジャーズ/エンドゲーム」の先行上映を行うマラソン上映会が行われ、大勢のマーベルファンたちが集結。大阪会場となったTOHOシネマズ梅田の様子をレポートし、いち早く同作を観たマーベルファンたちの熱い声を届ける。

「アベンジャーズ/エンドゲーム」がついに公開!公開を記念した12時間にわたるマラソン上映会が開催


約12時間にわたるマラソン上映会。チケットはわずか10分で完売!


「アベンジャーズ/エンドゲーム」の公開を記念して行われたマラソン上映会。「アベンジャーズ」過去3作品と「アベンジャーズ/エンドゲーム」が一気に上映されるということで、チケットはわずか10分足らずで完売。平日にもかかわらず480席すべてが埋まり、人気と注目の高さが伺える。上映は11時30分から始まり、終了は23時過ぎ。途中休憩はあるものの、約12時間にわたる長丁場。お尻が痛くならないか心配だが、ファンたちは何のその。場内では熱い声援が飛び交っていた。

マラソン上映会の参加者にはシリアルナンバー入りのパスが進呈


【写真を見る】サノスのガントレットも展示。つけると無敵になりそう


過去作はグッズによる応援、声援、拍手などOK!大阪ならではのツッコミも飛び出す応援上映


アベンジャーズの過去3作品はすべて応援上映。劇場入口で受け取った応援グッズを使ってヒーローたちに熱い声援を送ることができる。「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」では、各ヒーローが登場するたびに大きな歓声が上がる。ワカンダ王国でのバトルシーンでは、リズムにあわせてタンバリンを叩くなど観客も士気を高め、サノスに立ち向かうヒーローたちを応援。序盤のトニー・スタークが携帯電話を取り出すシーンでは「キャップに電話したってー!」「機種が古い!」など、大阪ならではのツッコミも飛び出した。

劇場入口では応援グッズが配られていた。好きなグッズでヒーローたちを応援する


「エンドゲーム」上映直前にファンの皆さんを直撃!


「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」の応援上映が終わると、トイレ休憩や売店に向かう人などでロビーは大混雑。「アベンジャーズ/エンドゲーム」の上映前にそれぞれの時間を過ごすファンの皆さんを直撃してみた。

上映が終わるとトイレに駆け込む人や売店も混雑に


フォトスポットも充実。ヒーローになりきって写真を撮る人も多かった


仕事終わりダッシュで駆けつけた女性2人組は「「(エンドゲーム)上映までのもう少しが長く感じる。どうなるのか全くわからない!」と結末に向けて期待を募らせる。「応援上映の途中から体が熱くなってきました!」と語ってくれた20代の男性2人組は、アントマンとロケットを応援したいとテンションも上昇。

応援したいヒーローはキャプテン・アメリカとグルート!「グルートが好きなんですが、いなくなっちゃったからキャプテン・アメリカを応援します」


「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」のロケットを観て「グルートを失って心に傷を負って切ない」と話してくれた


上映開始から参加した男女2人組は「ちょっとこわいです…」と、どんな結末が待っているのか不安な様子。長時間の上映に向けクッション持参の男女グループは「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」を改めて観て、悲しくなったそうで「観客の皆さんの声援が余計に泣けてきます」と話してくれた。

アイアンマンを応援する男性「マーベルシリーズを見たきっかけだから」。女性はアントマン推し。「一番普通の人なので大変そう(笑)」


「MCUをずっと引っ張ってくれていたから」とアイアンマン、「戻ってきてくれるから期待を込めて」とホークアイを応援したいと話してくれた


上映直前にはMCによる前説が行われ、応援上映を共にした観客同士が拍手で称え合い、一体感が生まれていた。その後、ロバート・ダウニー・Jrらキャスト陣からのメッセージ映像が流れ、カウントダウンがスタート!0になった瞬間、「アベンジャーズ/エンドゲーム」の上映がスタートした。

「エンドゲーム」は衝撃と興奮の連続!シリーズ完結編にふさわしい胸アツな展開が待っていた!


アベンジャーズシリーズの集大成ともいえる本作。最凶最悪の敵・サノスの指パッチンによって、人類の半分が消し去られ、アベンジャーズも崩壊。失われた人々と仲間を取り戻すため、わずかな希望を信じて再び集結したアイアンマン、キャプテン・アメリカ、ソーたち。最後にして最大の逆襲が幕を開ける。

「アベンジャーズ/エンドゲーム」ビジュアル(c)Marvel Studios 2019


最初から見逃せないストーリー展開で、応援上映の盛り上がりが嘘のように観客全員がスクリーンに釘付けに。物語が進むにつれ、シリーズの締めくくりにふさわしい胸アツな展開が待っており、後半に感情を抑えきれず涙する観客も。ヒーローたちの様々な決断により、大きな展開を迎えるラストは目が離せない。特にアイアンマンなどの初期メンバーに注目して観てほしい。ヒーローたちの葛藤が色濃く描かれており、シリーズの中でも一番人間味があふれた作品だと感じた(筆者も後半は泣いてしまいました)。上映時間は3時間2分だが、その長さを全く感じさせない仕上がりだった。

「エンドゲーム」を観た感想を、顔で表現してもらいました。


上映終了後、ロビーにいるファンに感想を聞いてみると「言葉にできない」「心の整理がつかない」「語彙力を失う」など様々な反応が。そこで、ネタバレしないようファンの皆さんに「アベンジャーズ/エンドゲーム」を観た感想を顔で表現してもらった。

「面白かった!」と話す女性2人組。右の彼女の表情は何を意味するのか?


パンフレット購入の列に並んでいた男女2人はこの表情。笑顔と真顔?


男性2人組は呆然としている表情。心なしか遠い目をしているような…


「ずっと観てきたファンが『そうくるか!』と思える展開」「ファンへのありがとうが詰まっている作品」と語ってくれた男女3人組


この表情が何を意味するのか、ぜひ劇場で確かめよう!(取材に協力してくれたマーベルファンの皆さん、ありがとうございました!)

映画「アベンジャーズ/エンドゲーム」は、TOHOシネマズ梅田ほかにて全国公開中

山根翼

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