画家・熊谷守一の作品約160点を展示!群馬県立館林美術館で企画展が開催中

東京ウォーカー(全国版)

群馬県立館林美術館で6月23日(日)まで、企画展「熊谷守一 いのちを見つめて」が開催されている。

群馬県立館林美術館で「熊谷守一 いのちを見つめて」が開催中写真は主催者提供


熊谷守一は、明治から昭和の時代を生き、世代を超えて多くの人に愛されている画家。平明かつ鮮やかな色面による守一の作品は、一目見てその特徴を掴むことができ、「モリカズ様式」と名付けられた。今では、「熊谷(クマガイ)守一(モリカズ)」と聞くと人々がよく思い浮かべる様式として知られているが、実は、彼が70歳を過ぎて開花させた様式だ。

《くろ猫》1962年写真は主催者提供


同展では、初期から晩年まで守一の画業の全貌を辿るとともに、日本画や書、素描も紹介し、その豊かな作品世界に迫る。約160点の作品を通して、他に類をみない境地に達した画家の魅力を感じる貴重な機会となっている。

また、5月25日(土)、6月8日(土)には学芸員による作品解説会(申込不要、要観覧料)を実施。5月18日(土)には「熊谷守一を見つめて」と題した記念講演会(申込不要、先着130名、無料)を行う。さらに5月26日(日)、 6月9日(日)には、たてび☆びじゅつ部 「プラ板でモリカズ風ストラップをつくろう」 を開催。誰でも気軽に参加できる造形体験コーナーで申込不要、先着100名、無料となっている。

ぜひ、週末は群馬県立館林美術館を訪れてみよう。

ウォーカープラス編集部

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