4月27日に千葉・幕張メッセで行われた「ニコニコ超会議2019」(28日まで)に、アニメやコミック、ノベルのような「異世界」を体験できるブース「ISEKAI TAIKEN」が登場。撮影を楽しむコスプレイヤーなどでブース内が盛り上がっている。
「伝説の剣」「覚醒の魔法陣」など非現実的な異世界を、見たり聴いたり触ったりして体験できる同ブース。会場に訪れて“異世界転生”を果たした人には「異世界冒険の書」もプレゼントしている。
真っ黒な布&外壁で覆われた怪しげな巨大ブース。同所の広報担当者に、このブースのコンセプトについて聞いてみると、「ライトノベルやコミックでは『主人公がトラックではねられて気づいたら異世界だった』といった設定の、異世界転生ものや異世界召喚ものなどがあるんですが、こういったジャンルは人気なんですね。このブースでは、そういう世界を体験できるんです」とのこと。
「どの作品がモチーフというわけではなく、異世界ってこんな感じだよね?という雰囲気になっています。中は、迷い込んだ方々、転生された方々に、写真を撮っていただけるようなフォトスポットになっています」と説明を加える。並んだクリスタルや魔法陣を見れば、この世界観が好きな人は「これ、これ!」と納得してしまうのではないだろうか。
ちなみに、中のデザインは、今回の出展のチームでアイデアを出し合って作り上げていったのだとか。苦労した点について聞くと、「入口が図書館のようになっているんですが、そこの中央にある譜面台に乗った本から言葉があふれ出してきて、異世界に迷い込んでいく…という設定なんです。ですが、どうやってそれを表現するかというのは難しかったですね。最初の部屋でワクワクさせなければ、と思って一番凝ったところでもあります」と答えてくれた。
そして最後は、“光のトンネル”を抜けて、最初の図書館に戻ってくるというイメージで制作。「そこはキラキラ明るくて、周囲の暗さとコントラストがあり、良い感じに仕上がったと思います!」と同広報は胸を張った。
Raira