4月27日に千葉・幕張メッセで行われた「ニコニコ超会議2019」(28日まで)で、今年も「超テクノ法要」が開催。宗派や宗教を超え、日本の伝統文化を体験できるイベント「寺社フェス向源」とコラボレーションしたユニークな企画となっている。
元DJという異色の経歴を持つお坊さんが手掛ける「テクノ法要」は、テクノ音楽と最新テクノロジーが仏教と出会って生まれたもの。現代の法要がパワーアップして今年も超会議に登場した。
お香の香りが立ち込める真っ暗な同ブースには、テクノのリズムに乗って揺れる若者たちの姿が。朝倉行宣氏(浄土真宗本願寺派照恩寺・住職)による超テクノ法要をはじめ、レゲエ音楽を交えたTARIKI ECHO(お経+ミュージック=ブッダ・サウンドプロジェクト)などが流れると、ニコニコ生放送のコメントでは「かっこよさとカオスが同居している」「楽し過ぎる」「音がかっこいい」「煩悩が吹っ飛ぶ」といった好意的な言葉が並んだ。
また、同ブースでは、昨年好評を博した「動画供養」(日の目を見ることの無かった動画達を供養するイベント)や、さまざまな袈裟(けさ)を披露する「袈裟コレクション」も実施。登壇者は「袈裟の柄は個性の出しどころなんですよ」といったトリビアも紹介していた。
Raira