宮城県仙台市青葉区の仙台市博物館で、6月9日(日)まで特別展「いつだって猫展」が開催されている。
猫は昔から日本人の暮らしに深く親しんできた。江戸時代には現代と同じように「猫ブーム」が到来し、かわいい仕草の猫や怪談話に出てくる化け猫が浮世絵などに描かれた。
同展では、そうした江戸時代の「猫ブーム」の様子を、歌川国芳の浮世絵や、絵入り本、土人形などを通して紹介する。この展覧会はこれまで東海・近畿地方などを巡回したが、東日本では仙台が初開催となる。
担当者は「江戸時代に巻き起こった『猫ブーム』を浮世絵や絵入り本などを通して紹介する本展覧会は、東日本では初開催となります。会期中は、猫に関するクイズやお気に入りの猫に投票できる『人気ニャンキング』などの楽しいイベントもたくさんご用意していますので、猫好きの方にも、そうでない方にも楽しんでいただける内容になっています。本展覧会を通して、愛らしいだけではない猫の魅力を再発見していただければ幸いです」と来館を呼びかける。
猫好きはもちろん、歴史好きも必見の展覧会にぜひ訪れよう。
ウォーカープラス編集部