2018年1月に結成された、小室さやかと寺田真奈美のユニット「alom」(読み:アロム)。その名前の由来は「a lot of music(=もっと音楽を)」で、人々にもっと音楽を聴いてほしいという願いが込められている。また、alomはオランダ語で「どこにでも」という意味もあり、「望めばどこにでも行ける」というダブルミーニングになっている。
4月24日にリリースされた2ndシングル「サマーゾンビ」は、つんくが作詞作曲を手掛けたテクノポップで、テレビ東京系アニメ「イナズマイレブン オリオンの刻印」のエンディングテーマに起用されている。
今回は、来阪キャンペーンを行っていた寺田真奈美に直撃インタビュー!滋賀県出身の彼女が時折垣間見せる関西弁もお楽しみ下さい。(4月23日、大阪市内にて)
●愛猫が飼い主に似てきた!?
――寺田真奈美さんには初めてのインタビューになります。まずは趣味を教えて下さい。
寺田「趣味は、かわいい動物の動画を観ることです」
――特に好きな動物は?
寺田「猫が好きです。ラグドールという種類の猫を飼っているんですけど、ぬいぐるみという意味で、抱っこされたら、ぬいぐるみみたいにおとなしいんです。2年半ぐらい前から飼い始めて、最初は甘えん坊で、そんな感じやったんですけど、だんだん性格が変わってきて、最近は抱っこさせてくれないんですよ(笑)。けっこう暴れん坊やし、飼い主に似るんやなぁって思いました(笑)」
――ということは、寺田さんも暴れん坊なんですね(笑)では、特技は?
寺田「特技は、誰かが喋っていても、すぐに話に入っていけることです。関西人やからかなと思います」
――ツッコミが速いみたいなことですか?
寺田「自分では面白いわけでもなく、ボケもツッコミも出来ないタイプだと思うんですけど、東京の人には、すぐつっこんで、女を捨ててボケたり出来るタイプだねって、褒めてもらえますね(笑)」
●好きな寿司ネタはまさかの…
――寺田さんのことがだんだんわかってきました(笑)では、好きな食べ物は?
寺田「好きな食べ物は、お寿司です」
――寿司ネタは何が好きですか?
寺田「コーンです(笑)」
――コーン!?お子様ですか?(笑)
寺田「(笑)私も20代になってから、その美味しさに気付いたんですけど、甘ダレをめっちゃかけて食べたら、本当に美味しいんですよ!お寿司屋さんに行ったら3皿ぐらいは食べます。あと、茶碗蒸しも絶対食べます」
――コーンの軍艦巻きに甘ダレをかけて食べたことはないので、試してみたいですね。では、好きなスポーツは?
寺田「好きなスポーツは、卓球とボウリングです。習ったりしたことはないんですけど、友達10人ぐらいと遊びでトーナメントを組んで、卓球をしたんですよ。その中には男友達もいたんですけど、優勝しちゃったんです(笑)」
――それはすごいですねー。卓球が特技でいいんじゃないかと思いますけど(笑)ボウリングの方は?最高スコアとか。
寺田「調子がいい時は140ぐらいいくんですけど、80ぐらいの時もあります」
●上京後初めて大阪に帰って来て…
――alomというユニット名が、オランダ語で「どこにでも」という意味だということで、どこにでも行けるとしたら、どこに行きたいですか?
寺田「実は今日、上京してから初めて大阪に来たんですよ。2年ぶりぐらいかな?何かすごく懐かしくなって、めちゃくちゃ感動したので、どこにでも行けるとしたら、大阪です」
――今、大阪にいますよ(笑)
寺田「そうなんですけど(笑)、地元は滋賀県なんです。でも、19歳から24歳になった頃ぐらいまで、大阪で音楽をやっていて、楽しいこともあったし、辛いこともあったし、今日大阪に来て、こんなにいろいろ思い出が詰まっていたんやって思って。ずっと来たかったけど、来るのが怖い部分もあったんです。いろいろ思い出しちゃうなとか…泣きそう…(涙ぐむ)でも、やっぱりずっと来たかったし、大阪が恋しかったので、東京にいる時に行きたい場所は大阪ですね」
――エイベックス・アーティストアカデミー大阪校で活動をされていたんですよね。先ほど滋賀県出身というお話もありましたが、滋賀県のおすすめスポットやグルメを教えて下さい。
寺田「おすすめスポットは、竜王のアウトレット(三井アウトレットパーク滋賀竜王)です。オープンの時は、滋賀にアウトレットが出来る!って、めっちゃ盛り上がったんですよ。お手頃価格のブランドもあれば、高級ブランドもあって、地元に帰った時はよく家族で行きます。食べ物は、鮒ずしが大好きです。実家に帰ったら、母親がいつも鮒ずしを買ってきてくれるんですけど、苦手な人が多いじゃないですか」
――クセがありますからね。
寺田「美味しいのになぁって、すごく思います」
●2人の美しいハーモニーに注目!
――ニューシングル「サマーゾンビ」の聴きどころは?
寺田「歌詞とかメロディーもキャッチーなので、曲に入り込みやすいと思いますし、アイドルっぽいんですけど、大人な目線の歌詞になっていて、大人っぽく歌おうって普段から心掛けているので、そこに注目していただけたらと思います」
――MVの見どころは?
寺田「ゾンビっぽい振付がポイントです。あと、サマーということで、初めてMVで水着になったので、それもいいなと思っていただけたら嬉しいです」
――ライブなどでの見どころは?
寺田「alomの曲はほとんどハモリで歌っていて、基本的にさやかが上で、私が下なんですけど、2人のハーモニーが気持ちいいって言って下さるファンの方も多いんです。リハーサルの時もハモリを重視してやっていて、2人で力を合わせて頑張っているので、ライブではハモリに注目して、楽しんでいただけたらと思います」
――「サマーゾンビ」というタイトルですが、ゾンビ映画は大丈夫ですか?
寺田「ゾンビ映画、大好きです!ホラーも大好きです」
――USJで「ホラーナイト」をやっていたりしますが。
寺田「行きました!10代の時はめっちゃ怖かったのに、23歳の時は怖くなかったんですよ。大人になっちゃったんやと思いました(笑)」
――最後に、今後の抱負をお願いします。
寺田「ライブツアーもやってみたいですし、滋賀県出身なので、イナズマロックフェスに出たいです!いつか出れたらいいなと思います」
【取材・文・写真=ポッター平井】
<ポッター平井・プロフィール>
構成作家・ライター。MBSラジオ「NMB48のTEPPENラジオ」などを担当。松田聖子さんの“輝き”に魅せられて以来、30年以上アイドルを応援し続けるアイドル・サポーター。
ポッター平井