高橋一生さん、斎藤工さん、滝藤賢一さんが出演するドラマ、『東京独身男子』(テレビ朝日系)で、男性陣のナイトライフの主戦場を取り仕切るクールビューティー系バー従業員の吉住レイカを演じる宮本茉由さんに、役どころや結婚について聞いてみた。
自分には小悪魔の要素はまったくないので、小悪魔を演じるのはかなり挑戦でした。
――今回で2度目のドラマ出演となりますが、女優として演じる気持ちを教えてください。
【宮本茉由】役をやらせていただくからには、素敵な役をできるように、性格やキャラクターをより考えるようになりました。これまでは、現場にいるだけで精一杯で、共演者の皆さんに迷惑だけはかけないようにすることに必死でしたが、今回は役作りも含めて落ち着いて取り組めています。
ただ、まだ現場を楽しむというよりは、日々勉強という感じです。どういう感情で今こんな演技をしているんだろうとか、どんな気持ちで涙を流しているんだろうとか、ふだんも考えながらドラマを見るようになりましたね。私がそういう風にドラマも見ていたら母親まで同じような見方をするようになりました(笑)。
――撮影現場はどんな雰囲気ですか。
【宮本茉由】現場は若いスタッフさんが多くて和やかな雰囲気です。女性のスタッフさんが多く、監督も全員女性でプロデューサーさんにも女性がいらっしゃるので、とても居心地がよく、現場に行くのがとても楽しいです。私が、思うような演技ができなかったなと思ったら、監督さんがもう一回やりましょうと言ってくださったりと、とてもリラックスしてできています。
――今回演じている役柄について教えてください。
【宮本茉由】吉住レイカは、最初はクールビューティな感じなんですけど、4話から変わってきて、ちょっと小悪魔というか、男性を誘うような感じがでてきます。自分には小悪魔の要素はまったくないので、自分としてはかなりの挑戦でした。
手の使い方とか、目の使い方とか、勉強しました。本番も意識しながら、女性のスタッフさんに相手になっていただいて、いろいろ試しまして、これいい!とか、ドキドキしました!とか言いながら練習しましたね(笑)。母親からは、茉由は黙っていれば、クールビューティに見えるから大丈夫と言われながら、演技指導してもらっています(笑)。
バーから出た私は、ミニスカートに肩が出ている感じです。
――“あえて結婚しない男子”=「AK男子」をどう思いますか?
【宮本茉由】自分の趣味とか、遊びが楽しい人がひとりでいるのかなと思います。このドラマを見て結婚したくなってくれればいいなと思っています。私は30歳までには結婚したいと思っています。先日、秋田からおじいちゃんとおばあちゃんが東京に会いに来てくれて、みんなでカラオケに行ったんですけど、おばあちゃんが歌っている時に、テンポがわからなくならないように、おじいちゃんが横で歌ってあげている姿をみて、仲がよくていいなと思いました。
――今後はどんな役を演じてみたいですか。
【宮本茉由】いつもまじめな役かクールビューティが多いので、『ホタルノヒカリ』(日本テレビ系)のような干物女みたいな役をやってみたいです。本当はあっち系寄りなんですよね(笑)。
――宮本茉由さんのファッションも気になりますが、ドラマでの衣装はどうですか?
【宮本茉由】ずっと黒い服でバーの中にいたのですが、4話でついにバーから出たんですよ。バーから出た私は、ミニスカートに肩が出ている感じの服装です。
――プライベートでは、今年はどんなファッションにはまっていますか。
【宮本茉由】プライベートでも黒が多いですね。透けている服とか、アミアミの服にはまっています。
――今、夢中になっていることがあれば教えてください。
【宮本茉由】オイルを付けて髪を濡らすことにハマっています。付ける量によっての髪の毛の変化を楽しんでいます。
――今後の芸能活動について教えて下さい。
【宮本茉由】ファンミーティングのような、ファンの皆さんに会えるイベントがやってみたいです。また、バラエティ番組にももっと出演させていただきたいです。『恋神アプリ』(フジテレビ系)でMCをさせていただいた際、ボケもできて楽しかったです。
また、7月クールのドラマになりますが、「監察医 朝顔」(フジテレビ系、月曜9時)で女性鑑識の渡辺英子を演じますので、楽しみにしていただきたいと思います。
撮影=田中智久
ウォーカープラス/野木原晃一