ブーム到来！福岡・天神駅周辺の”映える”餃子酒場

近年、東京を中心に全国で巻き起こっている“餃子ブーム”の波がついに福岡へ。福岡の名だたる老舗をよそに第3世代として頭角を現す、2018年以降のニューオープンは見逃せない！今回は、天神駅周辺の映える餃子酒場をピックアップ。

街ナカで思いっきり飲みたい時、ココに集え！「餃子のラスベガス」

人気ビストロ「Yorgo(ヨルゴ)」が手がける餃子専門店。低温調理した「雲白肉」など一品料理も多彩。カウンター中央の4席では自分で餃子を包むことができ、その餃子は一皿50円引きになる。

注文が入ってから自家製の生地を伸ばし、包み、できたてを客席へ。「新鮮なおいしさを追求しました」と、オーナーの川瀬一馬さん。あんに使う豚肉も、鮮度を重視して店で挽く。大ぶりの餃子をひと口噛めば、臭みのない甘い肉汁があふれ、カリッ、モチッと弾ける食感がたまらない。

「納豆つけダレ」など手作りの調味料に加えて、特注ボトル入りのサワーなど、細部にまで遊び心がキラリ。“おいしくて楽しい”、まさに、次世代の餃子酒場だ。

［餃子のラスベガス］福岡県福岡市中央区大名1-2-15 GF SQUARE大名1階 / 092-707-3898 / 17:00～24:00(LO23:30) / 無休

にぎやかな雰囲気に誘われ鉄鍋餃子の新星を味わう「とら 博多鉄鍋」

イタリアンなどを展開する「ソル ファミリア」グループの新業態。生ビールやサワーなど、約70種のドリンクすべてが半額となるハッピーアワー(平日17:00～19:00)も実施する。

熱した鉄鍋の上で焼き上げられたひと口サイズの「焼餃子」。カリッと香ばしい皮の中にとろけるあんが入り、箸がとまらない。博多らしい餃子ながら、ニンニクが別添えなのも、うれしい限り。「極薄の皮は特注。店で自家製のあんを手包みしています」と、店長の吉富達雄さん。

餃子を満喫したら、炭火焼きの串料理や「半熟玉子ポテトサラダ」(518円)といった一品料理もぜひ。お供には果肉入りでジューシーなサワーをお忘れなく。

［とら 博多鉄鍋］福岡県福岡市中央区今泉2-4-41 サンシティパーキング天神1階A / 092-751-6668 / 17:00～翌1:30(LO1:00) / 不定休

アゴダシ飛び出す餃子で今宵はわいわい飲み明かす「あご出汁餃子ゆでタン さんじ」

熊本で人気を博す「あご出汁餃子ゆでタン アントニオ」が、福岡に初進出。16:00～18:00に入店すると、生ビールや焼き餃子が半額となるので、0次会の利用にもオススメだ。

店長の今井利秀さんに「まずは何もつけずにそのままどうぞ」と勧められ、頬張ると、じゅわりと豊潤なスープがあふれ出す。肉汁だけでない旨味の正体は、なんと、焼きアゴのダシ。あんに加えることで、まるで小籠包のようなジューシーさに仕上がっている。

また、脇を固めるサイドメニューも個性豊かで、5時間以上スチームで蒸したあとにアゴダシで煮込む「ゆでタン」や、10種の香辛料がかかる「毛沢東パイクー」は必食。「博多いちじくレモン」(410円)などのサワーと一緒に味わいたい。

［あご出汁餃子ゆでタン さんじ］福岡県福岡市中央区今泉1-14-20 イーグル7ビル1階 / 092-791-5334 / 15:00～24:00(LO23:00) / 無休　

飛び散るほど圧倒的な肉汁の量に驚き！「肉汁餃子製作所 ダンダダン酒場」

餃子ブームの火付け役を担った“元祖肉汁餃子”の店が、九州初進出。餃子の肉汁にこだわっており、あんの8割以上を粗挽きの豚肉で構成する。一品料理も豊富で、「馬刺し」(746円～)や「悪魔的に旨いパクチーサラダ」(530円)が人気。12種あるハイボールと共に注文したい。

［肉汁餃子製作所 ダンダダン酒場］福岡県福岡市中央区今泉1-9-19 1階 / 092-791-2711 / 11:30～14:00、17:00～24:00(フードLO23:00、ドリンクLO23:30)、土曜・日曜・祝日11:30～24:00(フードLO23:00、ドリンクLO23:30) / 無休　

国体道路沿いの専門店で名物をアテに飲み明かす「チャオチャオ 天神今泉店」

昼から飲める餃子店。両端を閉じずに焼くことで、余計な油を逃して焼き上げる「チャオチャオ餃子」が名物だ。タレは酢醤油と味噌ダレの2種をお好みで。餃子に生ビールと小鉢が付くセット(1290円)が人気。

［チャオチャオ 天神今泉店］福岡県福岡市中央区今泉1-20-21 / 092-791-7163 / 14:00～翌1:00、日曜・祝日12:00～24:00(LO各30分前) / 不定休　

九州ウォーカー編集部