愛媛県松山市のミウラート・ヴィレッジ(三浦美術館)で6月30日(日)まで、「神下雄吉展~フランス・小豆島、それぞれの光~」が開催されている。
1964年、30歳で渡仏し、約40年間フランス画壇を中心に活躍。2004年に故郷である小豆島に戻って制作活動を行った洋画家の神下雄吉(こうげゆうきち)を紹介。
同展では、フランス時代に描いたパリやその他ヨーロッパ各地の歴史ある町並みなどの風景画や、小豆島のアトリエでフランス生活に思いを馳せながら描いた心に残る風景画、そして、小豆島の風景画といった作品を展観。どこか懐かしさや心を和ませてくれる神下雄吉の作品世界は、夫婦やカップルで大人の時間を満喫できる。
担当者は「神下氏の作品は特に色彩が美しく、すべての色がそれぞれの持つ力を発揮して発色しているような印象を受けます。影を黒く塗らず青く塗ったりしているところ、その違和感のなさが絵の持つ美しさに繋がっているのだと思います。その美しさを是非ご覧いただければと思います」と作品の魅力を話す。
鮮やかで美しく、繊細な絵を描く神下雄吉の作品たち。同展でその美しさに触れてみよう!
ウォーカープラス編集部