ディズニーの名作アニメーションを空前のスケールで実写映画化する『アラジン』。6月7日(金)の全国公開する本作を記念して5月27日(月)大阪のあべのハルカスでプレミアムイベントが行われた。日本語吹替でアラジン役中村倫也とジャスミン役の木下晴香が登壇、2人が劇中歌う『ホール・ニュー・ワールド』の生歌が披露された。
アラジンとジャスミンが魔法の絨毯に乗って空を駆け巡る本編にちなんで『日本で一番空に近い場所』と言われるあべのハルカスにある『ハルカス300(展望台)』の天空庭園で行われた本イベント。地上300メートルにあるハルカス300では大阪各所を眺めることのできる絶景ポイントとなっている。中村は今回あべのハルカスで行われた理由について「僕が高所恐怖症ということを聞きつけて、高いところにしようとしてる」と冗談交じりに答え笑いを誘った。
2人は『アラジン』の名曲『ホール・ニュー・ワールド』の生歌を披露。衣装を身につけて絨毯に乗り込みながら歌う楽曲は本編さながら、観客もうっとりした様子で聞き惚れていた。熱唱後、曲が終わっても木下を抱き寄せたままフリーズした中村は「この場所で歌えて気持ちよかったですね。役に入り込んでしまった」と話した。
東京で行われた本作のイベントを振り返り、その時には来日したジーニー役のウィル・スミスと出席した中村と木下。木下は「カーペットを歩くときも大声で歌ったり、映画内ジーニーそのものでした」と明かし、中村も「あの時だけで16回『フレンド・ライク・ミー』を歌ったり日本のファンにために素晴らしい方ですね」と回想し彼の暖かい人柄を絶賛した。
木下は「どなたでも楽しめるような作品で心踊る冒険とロマンスがあります。たくさん魅力の詰まった作品で、人が演じるからこその細かい表情などが気づけることがあると思います。できるだけ沢山の魅力に気づいていただきたいです。楽しみにしてください」と作品を紹介。中村も「小学生の時にアニメの『アラジン』を観て胸を躍らせた記憶があります。もうストーリーについては説明不用で男の子、女の子でもまさに老若男女楽しめる作品で、そんな名作を実写化するにあたって製作陣も並々ならぬ意欲があって今作ではその価値が出てると思います。だから期待値を上げて作品を楽しんでください」と呼びかけた。
桜井賢太郎