――ご家族の反応はどうでしたか。
「あえて何も言わなかったようですけど、やっぱりベイスターズ残留でホッとした部分はあったんじゃないかな。子供にしてみれば地元は横浜だし、女房も横浜の生活に慣れていたので。どちらにしてもタイガースに行くのであれば単身赴任でした。やはり自宅が横浜にあるし、子供も横浜の生活に慣れているのでね。女房は『まかせる。好きなところに行って』と言っていましたけどね。関東近辺で試合がある時は車で自宅から通えると言っても、やっぱりいままでよりは家族と接する機会が少なくなりますから、やはりホッとしていたみたいですね」
――ここで横浜という街についてうかがいたいのですが。
「もう生まれて半分ぐらいは住んでいる街ですからね。実家のある奈良に比べれば全然都会なんだけど、でもちょっと行けば緑があるし、ちょっとした田舎の雰囲気もあるし、何より海もありますからね。奈良には海がないですから(笑)。都会なんだけど変にゴミゴミしていないというかきれいだし、キビキビとしていておしゃれじゃないですか。何か完全に田舎者の発言なんですけど(笑)」
――オフの時などによく行かれる場所は。
「港北ニュータウンに家族で普通に買い物に行きますよ。阪急、東急…ららぽーと横浜、大好きですよ(笑)。コンビニなんかも普通に行きますし、ブラブラしていますよ。そういうプライベートの時は髪の毛を下ろしていますし、帽子をかぶったりしていますけど、たまに声をかけられますね(笑)。下の子が小学校1年の男の子なんですけど、最近、野球に興味を持ち始めたんですよ。『キャッチボールしようよ、バッティングセンター行こうよ』って。なかなか時間が合わなくて連れて行ってあげられないんですけど、やはりうれしいですよね。上の子は5年生の女の子ですけど、一緒にバッティングセンターに行ってソフトボールを打って遊んでいますね」
――お気に入りのお店をこっそり紹介してください。
「お好み焼き店の『好鐡』(こうてつ)ですね。そこに『お好み番長』というオリジナルのメニューがあるんです。店長と年も一緒なので、いろいろ話をしながらこれやってよ、あれやってよと僕の好みで作ってもらいました。麺は硬めでバリ麺にしてくれとか(笑)。ネギも入っているし、バラ肉も入っています。店長をはじめお店の方たちがすごく気さくで、家族でよく行きます」
――センター南にある「好鐡」ですよね。関西独立リーグの神戸9クルーズに入団した話題の女子高校生ナックルボーラー、吉田えり選手もよく行くと言っていました!
「家族でよく来られるみたいですね。まだお会いしたことはないんですけど、『今度、一緒に話をしよう』と店長経由で言われているんです。楽しみですね」
と話していた三浦選手ですが、後日談として吉田選手と「好鐡」で偶然遭遇したそう。三浦選手の個人ブログ12/16に詳細が!( http://ameblo.jp/daisuke18/ )
☆取材の帰り道(編集後記)
YW編集者H(ベイスターズファン):三浦選手、かっこよかったですね〜。風貌も雰囲気ありますけど、その行動に男らしさを感じました。ますますファンになりました。
ライターF(元スポーツ新聞記者):スポーツ紙の記者で三浦選手のことを悪く言う人、いないんだよ。あの風貌でありつつ、繊細。そんな人柄と男気にほれるんだって。
H:前回インタビューした吉田えり選手と、行っているお好み焼き屋さんがいっしょなのは偶然でしたね!
ライターF:帰りに「お好み番長」食べてくか!
H:行きましょう!