6月8日(土)~7月15日(月)の期間、滋賀県のMIHO MUSEUMで夏季特別展Ⅰ「謎の蒔絵師 永田友治 -尾形光琳の後継者を名乗った男-」が開催される。
江戸時代中期(18世紀)に、京都で活躍した蒔絵師永田友治。その作品は、尾形光琳風の意匠に倣い、独自の技法を用いて漆工芸史上にしっかりと足跡を残した。しかしその実像ははっきりせず、謎に包まれている。同展では、多くの友治作品を展観し、化学分析による研究成果も交えて友治の魅力にせまる。※友治の「友」は、「友」の右上に「ヽ」
また、6月30日 (日)には、国立能楽堂の調査資料係長、高尾曜氏を招いた講演会「謎の蒔絵師 永田友治」が開催される。その他、6月8日 (土)、6月22日 (土)、7月13日 (土)に担当学芸員によるギャラリートークが開催。謎に包まれた作家の作品が一堂に会する貴重な機会。ぜひ、週末はMIHO MUSEUMを訪れてみよう。
ウォーカープラス編集部