神奈川・大和で見つけた、素材の持ち味を大切に作られた“しあわせおかし”

横浜ウォーカー

旬の素材を使ったケーキやふんわりブッセなど、季節を感じるケーキや焼き菓子が並ぶ「atelier 結心(アトリエ ゆっこ)」。2019年2月1日、神奈川県大和市にお目見えしたこのお店では、素材の味を生かしたお菓子を追求すべく、全国各地からの厳選素材を使用し、甘さを控えるなど大人の口に合わせた上品な味わいの品々を販売する。

素材を生かして丁寧に仕上げられたお菓子が並ぶ。「苺のショートケーキ」(520円)、「ふんわりブッセ」(200円)、「丹波の黒豆ときな粉のロールケーキ」(450円)、「ゆっこぷりん」(300円)(c)KADOKAWA撮影=奥西淳二


【写真を見る】ひらがなの名前も和を大事にする同店ならでは。「まどれーぬ」(220円)、メレンゲ菓子「しゅ和果」(300円)、「ほろほろ生姜」(540円)、「なつかしぱうんど」(270円)(c)KADOKAWA撮影=奥西淳二


1日限定15個の「ふんわりブッセ」(200円)は口当たり軽やか(c)KADOKAWA撮影=奥西淳二


純国産卵の卵黄やビートグラニュー糖で作る「ゆっこプリン」(300円)。まったり濃厚ながら甘さ控えめで、素材の良さを感じる(c)KADOKAWA撮影=奥西淳二


ポイント1:選りすぐりの素材でシンプルなお菓子作り


「素材の味を大切にしたシンプルなお菓子」をモットーに、素材はオーナー自らが目と舌で確かめて全国から吟味。北関東産の薄力粉「白銀鶴」、沖縄県屋我地島の海塩、そしてラム酒は伊江島から。さらに、和三盆糖は徳島の岡田製糖など、素材そのものの美味しさにもこだわる。

日本各地の良質な素材を取り入れ、人の心を結ぶお菓子作りをおこなう(c)KADOKAWA撮影=奥西淳二


棚には焼き菓子類が並ぶ。プレートには使用される素材やお菓子の味わいが丁寧に記されている(c)KADOKAWA撮影=奥西淳二


ポイント2:随所に和の素材を取り入れる


素材の中でも、ここでは和の素材を積極的に取り入れるのが特徴。丹波の黒豆を織り交ぜた「丹波の黒豆と和三盆のロールケーキ」(450円)をはじめ、スノーボールクッキーの「ほろほろ」(540円)にはきなこ、生姜、黒糖胡桃味の3種の味をそろえている。

【写真を見る】ひらがなの名前も和を大事にする同店ならでは。「まどれーぬ」(220円)、メレンゲ菓子「しゅ和果」(300円)、「ほろほろ生姜」(540円)、「なつかしぱうんど」(270円)(c)KADOKAWA撮影=奥西淳二


生姜が香るスノーボールクッキー「ほろほろ生姜」(540円)(c)KADOKAWA撮影=奥西淳二


ポイント3:落ち着いた雰囲気の店内


内装は、「アンティーク」をテーマにデザイン。フラワーアーティストが作成したシックなドライフラワーや、オーダーメイドのショーケースの台など、大人のゲストがゆっくりスイーツを選べるクラシカルな雰囲気に。

店内は木目を基調にクラシカルな雰囲気(c)KADOKAWA撮影=奥西淳二


ガラス張りの外観。小さな看板を目印に(c)KADOKAWA撮影=奥西淳二


取材担当・Qの感想


どのスイーツも素材の味が引き立ち、上質さを感じました。なかでもおすすめしたいのが「丹波の黒豆と和三盆のロールケーキ」。フォークを入れると生地がふわふわで、黒豆の食感が良いアクセントに。コーヒーはもちろん、ワインなどのお酒とも相性がよさそうで、ファンになってしまいました。

「丹波の黒豆と和三盆のロールケーキ」(450円)はクリームや生地に和三盆を使うことで上質な味わいに。生地がきめ細かくなめらか(c)KADOKAWA撮影=奥西淳二


【取材・文=中沢文子/撮影=奥西淳二】

横浜ウォーカー編集部

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