三重県志摩市の伊雑宮で6月24日(月)、「伊雑宮御田植祭」が開催される。
「伊雑宮御田植祭」は日本三大御田植祭のひとつで、国の重要無形民俗文化財にも指定されている。勇壮な男達が大きな団扇のついた忌竹(いみだけ)を奪い合う竹取神事、田楽が響きわたるなか白い着物に赤いたすきがけをした早乙女たちにより行われる厳かな御田植神事、一の鳥居に向けて行われる踊り込みと、祭りはいくつもの情景を見せる。太古より脈々と受け継がれてきた伝統と歴史の積み重ねによる荘厳な時代絵巻が堪能できる。
担当者は「国指定重要無形文化財の指定名『磯部のおみた』が開催されます。これは伊雑宮(いざわのみや)の隣にあるご料田で毎年同じ日、同じ時間に開催されるお祭りです。朝8時10分頃から開始し、終了は17時頃。その間、いくつもの神事が進行していきます」と詳細なスケジュールを教えてくれた。
伝統に息づく大地の鼓動が聞こえる「伊雑宮御田植祭」。6月24日はぜひ志摩市を訪れよう。
ウォーカープラス編集部