見た目は普通のゆで卵なのに、口に入れると甘~いイチゴ味!? そんな不思議な“スイーツゆで卵”が販売され、話題になっている。
この“スイーツゆで卵”、見た感じは本当に普通の白いゆで卵。殻をむいてみても、半分に割ってみても、白身は白く、黄身は黄色く、何の変哲もないごくごく一般的なゆで卵に見えるが…、なんとイチゴの甘い香りが漂ってくるではないか!
実はこれ、島根県松江市のしまねフーズが製造し、大阪府八尾市のMRTから販売されている「奥出雲の味付きたまご」。特殊な製法でゆで卵を殻ごと漬け込んで仕上げた“味付きゆでたまご”だ。味は全部で6種類あって、「しょうゆ」「カレー」「にんにく」「塩」とご飯のおかずにぴったりなものから、なんと「イチゴ」「バニラ」といった変わり種まで。どれも黄身までしっかりと味がしみこんでいて、サラダなど料理のトッピングとしても、またおやつとしても、様々なシーンで楽しむことができる。
しかし、一体なぜこんな不思議な“味付きゆで卵”が作ることができるのだろうか? そんな疑問に、「独自に開発した特殊製法を使って、調味料に漬けているんです」と、答えてくれたのは同社担当・塚本さん。実は、卵の殻の表面には微小な空気穴があり、調味料の味の成分をその穴より小さくすることによって、黄身までしっかりと味を染み込ませることが出来るのだという。
さらに、「イチゴ」や「バニラ」など、変わった味の“スイーツゆで卵”を作ったきっかけをたずねると、「卵は日本人にとって馴染みの深い食べ物なのに、意外と料理のバリエーションが少ないんです。もっと楽しみながら卵を食べてもらいたいと思って、この“味付きゆでたまご”を開発しました」と塚本さん。また、実際にこの不思議な“味付きゆで卵”食べた人の感想はというと、「一見は普通のゆで卵なのに、口に入れると甘~いデザートの様な味わいなので、そのギャップに驚かれる人が多いですね(笑)」とのこと。
ちなみに、一番人気が高いのは定番の「しょうゆ」だそう。「バニラ」はほんのり甘く子供に人気で、「イチゴ」は中高生などがおやつ替わりに食べたりすることも多いのだとか。
この「奥出雲の味付きたまご」は、インターネットで購入可能。8個入り1600円、16個入り3200円があり、色々な味が入った詰め合わせもあるので、ご飯のお供としても、また食後のデザート(?)としても、様々なシーンで楽しんでみては? 【東京ウォーカー】
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