日本赤十字社は、献血つながりプロジェクト「みんなの献血」を6月11日(火)から全国で展開する。11日、同プロジェクトの発足発表会見が行われ、イメージキャラクターに就任した乃木坂46の齋藤飛鳥、星野みなみ、堀未央奈、山下美月、与田祐希の5名が出席した。
「みんなの献血」は、少子高齢化に伴い献血者が年々減少している現状を受け、年間を通して、「イベントでつながる!」、「絵本でつながる!」、「学校でつながる!」の3つのテーマを軸に献血啓発プロモーションを実施するプロジェクト。さらに、CMやWeb広告、スペシャルムービーなども展開する。
乃木坂46の5名は、「はたちの献血」キャンペーンでもキャンペーンキャラクターを務めており、今回はそれに引き続いた形となる。齋藤は「みんなの献血」イメージキャラクター就任について、「『はたちの献血』に続いて務めさせていただけて光栄です。献血を私たちが少しでも広めて、伝えていけたらいいなと思っています」と感想を述べた。
同プロジェクトでは、プロジェクトメンバーが担当する期間を分けて啓発イベントを実施していく。会見では、各メンバーが担当する時期にちなんだトークセッションが行われた。オープニングを担当する齋藤は、最近はじめたことを聞かれ「最近ちょっとした時間にメンバーとコミュニケーションを取るようにしました。今までもメンバーとはすごく仲がいいんですけど、私がお仕事の前に1人で集中するタイプだったので……。最近は空き時間にメンバーと他愛もない話をするようになりました。大きな進歩です」と笑顔を見せた。
また、献血を啓発するオリジナル絵本を事前に読んだという星野は「絵がかわいらしいタッチで、文章は難しいのかなと思っていたら子どもでも分かる内容になっていて、子供のころから献血を身近に感じられて理解できるのはすごくいいことだなと思いました」と絵本の感想を語った。
会見には、特別ゲストとして女優の友寄蓮が登場。自らも輸血を受けた経験のある友寄は、同プロジェクトで学生向けの献血セミナーを行っていく。友寄は乃木坂46のメンバーに「『はたちの献血』の際に、みなさんのプロモーションのおかげでたくさんの方が献血にきてくださったと聞きました。わたし自身輸血経験者として心強く思いましたし、これからも皆さんの活動が輸血の輪を広げてくれるんじゃないかと思っています。ありがとうございます」と感謝を伝えた。
会見終盤は、友寄を審査員として「老若男女みんなの献血」をお題に、乃木坂46の5人が連続で早口言葉に挑戦。無事成功させ、アンカーで緊張していた与田は「練習はボロボロだったんですが、本番に強くてよかったです」とはにかんだ。
最後にメンバーを代表して齋藤は「献血は自分と少し遠いものかなと感じている人も多いのかなと思いますが、『はたちの献血』の時からどうすれば広まるかなとメンバーみんなで考えて発信してきました。今回『みんなの献血』というプロジェクトを任せていただいて、より使命感に燃えているので、できるだけたくさんの人に協力をお願いできればと思っています」と抱負を述べた。
なお、イメージキャラクター5名が出演する「みんなの献血」スペシャルムービーが6月11日(火)より公式WEBサイトなどで公開されている。また、6月12日(水)からは、10代から30代で献血に協力した人限定で、先着10万名に乃木坂46×みんなの献血オリジナルグッズのプレゼントがスタートする。
国分洋平