埼玉県児玉郡にあるヤマキ醸造のもろみ蔵で6月29日(土)、年に一度の「田植式」「櫂入れ式」を開催する。
ヤマキ醸造では、1200年の歴史を持ち、日本料理道四條流を継承する四條司家當代を毎年6月に招き、児玉郡神川町(旧神泉村)近隣の住民と共に田植式を行っている。また同日にはヤマキ醸造のもろみ蔵で行う櫂入れ式も見学することができる。
櫂入れ式では伝統的な雅楽の演奏がされるなか、四條司家から皇室に献上される醤油のもろみに櫂を入れる。その後、隣接の稲田にて、五穀豊穣を祈願した儀式と田植え体験が行われる。なお、式を執り行うのは四條司家四十一代當代・四條隆彦氏。
日本の伝統食品の文化を垣間見ることができ、田植え体験もできるこの機会、近隣に住んでいる人は親子で参加してみてはどうだろう。
篠田