岡山県岡山市の夢二郷土美術館 本館で8月24日(土)まで、「ユメジ・ロマン・モード」が開催されている。
時代のモード(流行)を映し出すかのように独自の世界観で絵画・デザイン・詩などを様々な表現で作品を生み出した竹久夢二(1884-1934)。夢二の描く女性像が明治・大正時代の人々に流行する中、夢二のデザインする日用品や雑誌、書籍は時代に新風を吹かせ、夢二の絵の中の夢二デザインの服装を身にまとった女性は当時の女性の憧れとなった。
同展では、生涯を通して時代を映し出すデザインを生み出し続けたマルチアーティスト・竹久夢二の〈ロマン〉と〈モード〉の世界を展観する。
担当者は「夏休み期間中はお子様が楽しんでいただける企画が盛りだくさんです。7月20日(土)から8月27日(土)までは当館のこども学芸員がつくったクイズシートに挑戦しながら展覧会を楽しめます。答えてくださったお子様には素敵なプレゼントもご用意しています。また、7月20日(土)から竹久夢二や夢二郷土美術館に関することを新聞にした『こども夢二新聞』の募集をしています。ご応募の方を対象にした『新聞づくり教室』が7月27日(土)に開催されます。このほか、親子で参加可能な夢二ゆかりの地をめぐる無料の『こども記者バスツアー』も7月28日(日)に開催されます。こども夢二新聞の優秀作品には豪華な賞もあるので、ぜひご注目ください」と夏休み中のイベントについて話す。
竹久夢二の世界にどっぷりと浸れる同展。夏休み期間中は子ども向けのイベントも充実しているので、ぜひ親子で参加しよう。
ウォーカープラス編集部