たったひと口で幸せな気持ちになれる、とろ〜り熱々のラクレットチーズ。野菜やパンなどにかけて食べるのが一般的だが、ほかにも楽しみ方がたくさんある。上大岡の「お好み焼き・鉄板焼き よし田」は、お好み焼きの上にラクレットチーズをかけて食べるメニューがある。「一度食べたらハマる!」と、話題になっている味を紹介しよう。
移転を機に新しく考案したラクレットチーズが好評
横須賀市で約9年間営業し、2018年8月に上大岡へ移転した「お好み焼き・鉄板焼き よし田」。お好み焼き、焼きそば、もんじゃ焼きはスタッフが全て焼き上げるスタイル。席にある鉄板の上に出されるので、時間が経っても熱々の状態でおいしく食べられる。
移転をきっかけに新しく考えたのが、ラクレットチーズのトッピング。ラクレットチーズの切り口を特製の機械で温めて、トロトロになった状態で削ぐ。
目の前でとろーり流れ落ちるラクレットチーズはフォトジェニックで、チーズ好きにはたまらない光景だ。思わず写真を撮りたくなってしまうビジュアル! 使用しているラクレットチーズにクセはなく、まろやかな味わい。牛肉や野菜の鉄板焼き、フライドポテトなども相性抜群だ。
カレー×チーズの最強の組み合わせを関西風お好み焼きで堪能!
「特製カレーお好み焼き」(1,080円)にラクレットチーズ1かけ(100g、842円)のトッピングが人気。
国産黒毛和牛の牛スジをじっくり煮た時に取れる出汁を入れた、オリジナルのカレーは旨味がたっぷり。ややスパイシーで後を引き、チーズのコクが絡み合う。くせになる味わいだ!
関西風のお好み焼きがウリで、具が多く、粉の配合は比較的少なめなのが特徴。細かく刻まれた、九条ネギ、チクワ、コンニャク、天カスを入れ、山芋でふわっと焼き上げている。「いろんな種類を食べても、よし田のお好み焼きは具だくさんで食べ飽きない!」と、移転前から足しげく通う常連がいるほどだ。
とろ〜りとしたラクレットチーズをかけるだけで、至福のひとときが広がる。普通のお好み焼きもいいが、変わり種が楽しみたい時はオーダーしてみては?
【構成=濱口真由美/取材・文=磯崎 舞/撮影=松本順子】
横浜ウォーカー編集部