広島県広島市のひろしま美術館で8月4日(日)まで、「かこさとしの世界展 だるまちゃんもからすのパンやさんも大集合!」が開催されている。
2018年、惜しまれつつこの世を去った絵本作家のかこさとしを紹介。軍国少年だった自らを顧みて反省し、未来を担う子供たちの役に立ちたいという「思い」を一貫して持ち続け、600冊を超える作品を制作。その題材は身近な自然や宇宙、絵画、歴史、健康など多岐にわたる。
同展では、「かわ」「地球」などの科学絵本、人気の「だるまちゃん」シリーズ、「からすのパンやさん」シリーズの絵本原画や下絵、資料を展示。楽しく発見に満ちた「かこさとし」の世界を、大人から子供まで満喫できる。
担当者は「かこさとしは子どもたちが賢く健やかに成長することを願って絵本を作り続けてきました。本展では創作物語絵本、科学絵本などの原画や下絵も数多く展示し、創作のヒミツをひもときます。何度読んでも新たな発見に出会うことができるかこさとしの絵本。ユーモアに溢れ、発見に満ち、子どもたちの好奇心をくすぐる『かこさとし』の世界をお楽しみください」と注目のポイントを話す。
数々のシリーズを生み出したかこさとしの絵本の世界を知ることができる展示。ぜひ親子で足を運ぼう。
ウォーカープラス編集部