九州各地で行われる、にぎやかな夏祭りを厳選。今年400周年を迎えた小倉の勇壮な太鼓祭りや、豪華な山車&みこしが登場する祭りの熱気と興奮を、ぜひ会場へ行って満喫してみよう!
小倉祇園太鼓 7月19日(金)~21(日) / 福岡県北九州市
小倉城を築いた細川忠興が1618(元和4)年ごろに始めた祭り「小倉祇園太鼓」。全国的に珍しい、太鼓の両面かつ歩行打ちが特徴だ。ハイライトは太鼓の競演大会で、80台もの山車が華麗なバチさばきを披露する。400周年記念イベントも要注目。
[小倉祇園太鼓]小倉城大手門前広場(福岡県北九州市小倉北区城内3)ほか / 093-562-3341(小倉祇園太鼓保存振興会) / 7月19日(金)~21(日) / 競演大会7/20(土)15:30~19:20、据え太鼓競演会21(日)11:00~14:40他、行事により異なる / 観覧席 当日500円他
鹿児島祇園祭 おぎおんさぁ 7月20日(土)、21日(日) / 鹿児島県鹿児島市
江戸時代に始まった、鹿児島市内最大の夏祭り。総勢2000人の行列が約2.5kmの道を古式ゆかしく練り歩く、ご神幸行列が祭りの目玉だ。7/20(土)開催の「宵祭」では、ステージのほか、飲食や縁日ブースも設置される。
[鹿児島祇園祭 おぎおんさぁ]天文館一帯(鹿児島県鹿児島市東千石町)ほか / 099-225-9534(鹿児島おぎおんさぁ振興会) / 7月20日(土)、21日(日) / 7/20(土)15:00~20:00、21(日)11:00~15:30 / 観覧無料
戸畑祇園大山笠 7月26日(金)〜28日(日) / 福岡県北九州市
ユネスコ無形文化遺産の一つで、昼は幟(のぼり)山笠、夜は高さ約10mの提灯山笠が楽しめる。最大の見せ場は、大小8基の山笠が集結する、7/27(土)の「大山笠競演会」。幻想的な光の巨大ピラミッドは、一見の価値あり。
[戸畑祇園大山笠]戸畑区役所前、浅生1号公園(福岡県北九州市戸畑区新池1-1)他 / 093-871-2316(戸畑祇園大山笠振興会 ※戸畑区役所内) / 7月26日(金)〜28日(日) / 大山笠競演会7/27(土) 18:30~21:00他、行事により異なる / 観覧無料(一部有料)
おおむた「大蛇山」まつり 7月27日(土)、28日(日) / 福岡県大牟田市
300年以上の歴史をもつ祭礼行事。7/27(土)開催の「祇園六山巡行」では、大蛇をかたどった全長約10m、高さ約5mの山車が、火を吐きながら町を練り歩く。この神事の前に行う「一万人の総踊り」は、飛び入り参加OK。
[おおむた「大蛇山(だいじゃやま)」まつり]大正町おまつり広場(福岡県大牟田市大正町) / 0944-56-1731(おおむた「大蛇山」まつり振興会事務所) / 7月27日(土)、28日(日) / 7/27(土)祇園六山巡行・競演・御止19:10~21:45(予定)他、行事により異なる / 観覧無料
日田祇園祭 7月27日(土)、28日(日) / 大分県日田市
約300年続く祭りで、ユネスコ無形文化遺産の一つ。祇園囃子の音色と共に、高さ約10mの山鉾が隈・竹田地区、豆田地区を巡行する。全9基の山鉾がJR日田駅前に集まる「日田祇園山鉾集団顔見世」は、7/25(木)に開催。
[日田祇園祭]大分県日田市隈竹田地区・豆田地区 / 0973-24-6453(日田祇園山鉾会館) ※日田祇園山鉾集団顔見世の問い合わせは、日田市観光課(10973-22-8210) / 9:00~22:00 / 観覧無料
九州ウォーカー編集部