SNSとリアルアイドル活動を通じて、世界にKAWAIIジャパンアイドルカルチャーを発信している、坂元葉月(20)・廣川奈々聖(20)・松田美里(19)・小玉梨々華(18)・三品瑠香(18)の5人組アイドルグループ「わーすた」(英語表記:The World Standard)が6月26日、ミニアルバム『The Legend of WASUTA』をリリース!
そこで今回は、「愛踊祭2019」西日本Aエリア代表決定戦のMCを務めるため、神戸を訪れていた坂元葉月と松田美里に直撃インタビュー!(6月15日、神戸文化ホールにて)
●カナダ遠征の思い出
――自己紹介をお願いします!
坂元「坂元葉月です!」
松田「松田美里です!」
2人「よろしくお願いします!」
――よろしくお願いします!先月(5月24~26日)、カナダで開催された、アニメ・ジャパンカルチャー見本市「Anime North 2019」に、日本のアイドルとして初めてのゲスト出演!25日のライブには約1000人の観客が集まったそうですが、いかがでしたか?
坂元「今回、ステージの時間を1時間ぐらいいただいたので、わーすたの楽曲の幅広さを、カナダのファンの方にも伝えられたんじゃないかなと思います。本当に皆さんが温かくて、一緒に盛り上がって下さって、すごく嬉しかったです」
松田「私たちが海外でライブをする時は、アニソンをカバーさせていただくのが恒例なんですけど、今回はアニメ「化物語」のエンディングテーマ、supercellさんの『君の知らない物語』を披露させていただきました。海外に行く度に(※カナダは10ヶ国目)、日本のアニメ文化は世界共通なんだなって思うんですけど、カナダは今までに行った国の中で一番アニソンが知られているというか、レスポンスをたくさんもらえた感じがしました。あと、最初から最後までずっと観てくれる方が多かったです。そのライブの前日に、告知のビラを配布させていただいたんですけど、受け取ってくれた方もすごく多くて、グッズで販売させていただいた猫耳も、躊躇なく付けてくれていて、ライブもすごく盛り上がって、楽しかったです」
――カナダといえば、ナイアガラの滝が有名ですが…
2人「行って来ました!」
――ツイッターやインスタグラムでアップされた写真は拝見しましたが、いかがでしたか?
坂元「ナイアガラの滝は、人生で一度でいいから生で見てみたいと思っていて、今回行かせていただいて、夢のようでした。本当に迫力がすごすぎて、自然の凄さを実感しました。クルージングの船に乗って、滝の近くまで行ったんですけど、雨が降っているような霧が降っていて、予想以上にビチョビチョになっちゃいました」
松田「私、実はナイアガラの滝がどういうものなのか、全く知らないまま行ったんですけど、迫力に圧倒されました。滝自体ももちろんすごく綺麗だったんですけど、若干曇っていたんですよ。急に晴れた時に、滝の前に虹が出来たんです。私、半円の虹をその時に初めて見て、今まで小さくて、短い虹しか見たことがなかったので、現実の世界で、こんなに綺麗な景色があるんだって、すごく感動しました」
●ゲームの世界観が詰まったミニアルバムを発売!
――6月26日にミニアルバム『The Legend of WASUTA』がリリースされます。全体の聴きどころは?
坂元「このミニアルバムには5曲収録されているんですけど、全てゲームをテーマにした曲で、ゲームをプレイしているような体感を味わえる1枚になっています。ゲームといえば、ピコピコ音のイメージがあると思うんですけど、もちろんそれだけじゃなくて、歌詞も曲調も聴いていて楽しい曲ばかりなので、皆さんの好きな曲を見つけてもらえたら嬉しいです」
――リード曲『メラにゃいザー!!!!!~君に、あ・げ・う♪~』の聴きどころは?
松田「この曲は、『うるとらみらくるくるふぁいなるアルティメットチョコびーむ』(略称:うるチョコ)と、『くらえ!必殺!!ねこパンチ~私達、戦うにゃこたん【レベル5】』(略称:ねこパンチ)に続く3部作の完結編なんです。『うるチョコ』から知っている方は、そのストーリーの結末を楽しんでいただけますし、この曲だけで言うと、浮気性の彼に、浮気はダメだよっていうメッセージを訴えている曲で、メラにゃいザー!!!!!っていう必殺技があるんですけど、その必殺技で彼をピュアにして、浄化させる曲になっています(笑)。でも、曲は疾走感があって、いろんなサウンドが織り交ぜられているんですけど、かわいいだけじゃなくて、かっこいい要素もあって、振付もマネしやすいので、私たちと一緒に踊っていただきたいです。インストもめちゃくちゃかっこいいので、聴いてほしいなと思っています」
――『メラにゃいザー!!!!!~君に、あ・げ・う♪~』のMVで、メンバーの皆さんが使っている武器を、コスプレ用の武器職人として知られる、でんぱ組.incのピンキー(藤咲彩音)さんのお父さんが製作されたそうですね。
松田「そうなんです!ピンキーさんのご両親がMVの撮影現場にも来て下さって、<武器が出来たよ!>って、見せてくれました。ピンキーさんにも感謝しています」
――『メラにゃいザー!!!!!~君に、あ・げ・う♪~』のMVの見どころは?
坂元「わーすたのMVは、CGを使ったものが多くて、撮影の時もグリーンバックの前で踊っていたりすることが多いんですけど、今回のMVは野外での撮影もあって、最強なMVになったんじゃないかなと思います。MVでは、メンバーそれぞれがコスプレ衣装も着ているので、そこも楽しんでいただけたらと思います」
――最後に、読者の皆さんにメッセージをお願いします。
松田「私たちは去年(18年4月~19年3月)、<わんだふるYEAR>というテーマを掲げて、毎月新曲を発表したり、海外でのコラボだったり、いろんなことをさせていただいたので、それを糧にして、5年目の今、もっともっと飛躍していきたいです。まだまだ私たちは、こんなもんじゃないんだぞ!という気持ちでいますし、パワーアップしたわーすたをライブで観てほしいなと思います。メンバーそれぞれSNSもやっているので、好みの子を見つけてほしいです。浮気はダメです!(笑)」
坂元「わーすたは結成5年目に突入したんですけど、最年少メンバーの2人(小玉・三品)が高校を卒業して、私と(廣川)奈々聖は20歳になって、(松田)美里も8月に20歳になるので、今年は特に大切な年なんじゃないかなと思います。去年の<わんだふるYEAR>からのスピードを落とさず、少しでも多くの方に、わーすたの楽曲を知ってもらえるように、わーすたを好きになってもらえるように、頑張りたいと思います!」
最新情報などは「わーすた」オフィシャルウェブサイトをチェック!
https://wa-suta.world/
【取材・文・写真=ポッター平井】
<ポッター平井・プロフィール>
構成作家・ライター。MBSラジオ『NMB48のTEPPENラジオ』などを担当。松田聖子さんの“輝き”に魅せられて以来、30年以上アイドルを応援し続けるアイドル・サポーター。
ポッター平井