間違いなく行列店になる、今春オープンの新店を中心に、福岡で食べておきたい一杯を完全紹介。王道つけ麺、絶品中華麺と共に全店制覇せよ!
朝の胃袋に優しく染みる黄金スープ「中華そば 月光軒」
7:30からの営業で“朝ラー”を推奨する「中華そば 月光軒(むんらいけん)」。「中華そば」(740円)、煮干しそばが柱で、ベースは数種類の地鶏の丸鶏を炊いて作る黄金色スープ。小豆島・ヤマロク醤油、仏・ゲランドの塩を採用するなど素材にもこだわる。独自の粉のブレンドで軽やかなすすり心地を出した平麺を毎日打つ。
[中華そば 月光軒(むんらいけん)]福岡市博多区上川端町11-1 新川端グレイスマンションB1 / 092-409-2225 / 7:30~15:00 ※売り切れ次第終了 / 水曜休み
オムライスと一緒に食べれば満腹!「担々麺 あづま屋 店屋町店」
1989(平成元)年に創業した福岡市・若宮の担々麺専門店「担々麺 あづま屋 」が、博多エリアに進出。王道の“赤”(750円)、黒ゴマの“黒”の担々麺2種類のほか、同店ならではのサイドメニュー・オムライスも、創業者監修のもと本店と同じ味に仕上げる。選べる麺にコンニャク麺があるのは、新店のみ。
[担々麺 あづま屋 店屋町店]福岡市博多区店屋町2-20 / 092-281-7757 / 11:00~15:00(LO14:30)、17:00~22:00(LO21:30) / 日曜休み
多加水のモッチリ麺! 芳しい醤油系「麺酒場 朱拉」
酸辣湯麺(サンラータンメン)や「中華そば」(650円)を主軸にして展開する「麺酒場 朱拉(しゅら)」。基本となるスープは、鶏ガラ、豚ゲンコツを炊き、焼きアゴ、タモギダケ(キノコ)のダシも効かせた醤油ダレで味付けしている。「製麺屋 慶史」の麺2種類を使い分け、酸辣湯麺にはハーフサイズも用意。
[麺酒場 朱拉(しゅら)]福岡市博多区神屋町3-24 / 050-5597-3138 / 11:00~14:30、17:00~24:00(LO23:45) / 不定休
福岡の辛麺界に新たな波が到来!「総本家 博多辛麺 狛虎」
西中洲の細路地にできた辛麺専門店「総本家 博多辛麺 狛虎(はくとら)」。辛麺を進化させ、王道「黒辛麺」(880円)のほか「トマト」「モツ」「豆乳」と4種類の辛麺をそろえる。「黒辛麺」は、挽き肉、ニラ、溶き卵入りで、麺や辛さを選択可。牛・豚・鶏スープの旨味も光る。
[総本家 博多辛麺 狛虎(はくとら)]福岡市中央区西中洲1-4 プロスペリタ西中洲Ⅱ 1F / 092-406-6840 / 18:00~翌4:00(LO3:30) / 火曜休み
豚骨醤油&選べるソースの丼に注目!「ラーメン 海豚や」
西新、大橋で人気を集める「ラーメン 海豚や」の立ち上げから携わったスタッフが、友丘に新店舗を開いた。ウズラの卵、ホウレン草、大判海苔が顔である豚骨醤油を、老若男女食べやすいあっさり濃度で仕上げる。鶏油を隠し味で加えることもコク深くなるポイント。写真は「ラーメン+チャーシュー丼」(1010円)。
[ラーメン 海豚(いるか)や]福岡市城南区友丘2-2-51 / 092-873-6111 / 11:00~21:00(LO) / 不定休
煮干し、香油味がフワリ香る“和”豚骨「麺屋 我夢者羅」
野間の新店「麺屋 我夢者羅(がむしゃら)」は潔い豚骨一本。割ったゲンコツ、豚頭から旨味を搾り出し、最後に背骨も追加し煮込むことで深みが増す。ジョーキュー醤油のタレには煮干しも加えてあり、濃厚な和風豚骨のテイストに。歯切れのよさで採用した細麺と合う。写真は「煮卵入りラーメン チャーハンセット」(930円)。
[麺屋 我夢者羅(がむしゃら)]福岡市南区野間4-4-35 / 092-287-6836 / 11:00~15:00、17:00~24:00(LO23:30) / 不定休
骨粉と共に押し寄せる見事な“豚感”「ラーメン工房 にへい」
愛称“にへい”の店主・二川和孝さんは、中華店で経験を積んだのち、名店「博多だるま」でも腕を磨いた。双方の技を生かし、濃厚豚骨と同スープを基本としたチャンポン、担々麺などを出す。冷やしざるラーメン(500円)といった夏メニューも登場。写真は「ラーメン チャーハンセット」(800円)。
[ラーメン工房 にへい]福岡市東区土井1-2-5 / 092-410-1211 / 11:00~22:00(LO) / 火曜休み
“泡”ブームを加速させる注目の新顔「麺屋 二極」
ラーメンに熱い思いをもつ幼なじみ2人が厨房に立ち、“二極”と命名。店内はグレーの壁と木目のスタイリッシュなしつらえ。卓上を照らすスポットライトに、“泡ぶく豚骨”が浮かび上がる。大量の豚骨を“煮詰めて熟成”を繰り返し、旨味を凝縮。写真は「ラーメン+半餃子+半チャーハンセット」(1000円)。
[麺屋 二極(にきょく)]福岡県糟屋郡粕屋町内橋800-19 / 092-624-1024 / 11:00~21:30、金・土曜 ~22:00、日曜 ~21:00(各LO) / 不定休
九州ウォーカー編集部