上質な氷やトッピング素材にこだわった、愛知で味わえる贅沢かき氷3選!

東海ウォーカー

かき氷といえば子供のおやつ、という印象をもつ人も多いのではないだろうか。しかし、かき氷は実に奥が深い。フルーツのトッピングやシロップ、氷の質感へのこだわりなど、最近では驚くほど多様なかき氷が存在している。今回は愛知でおすすめの、絶品かき氷を厳選して紹介する。

氷問屋が手がけるかき氷は、口どけが桁違い!


戦前から続く氷問屋が2019年6月にリニューアルした「甘味や 澤田商店」(名古屋市中区)。水の不純物を取り除いてからゆっくりと凍らせた純氷を、薄く、細く削っていくことで、口の中でサッと溶け、羽のように薄い氷を生み出す。そんな同店のおすすめは「しろみつ」(324円)。氷のよさを引き立てる味を厳選して京都から取り寄せたミツは、舌の上でサッと消える氷の口溶けを邪魔せず、さわやかな甘味を残す。

「しろみつ」(324円)で、極上の氷の質のよさを堪能しよう / 甘味や 澤田商店


また、店で手作りしたフレッシュなブルーベリーソースを合わせた、新メニューの「ブルーベリー」(886円)にも注目。さっぱりとした味わいを楽しもう。

【写真を見る】新メニューの「ブルーベリー」(886円)も見逃せない! / 甘味や 澤田商店


■甘味や 澤田商店 / 住所:愛知県名古屋市中区栄1-13-31 / 電話:052-231-4162 / 時間:11:30~19:00(LO18:30) / 休み:火曜 ※~8月31日(土)はなし

看板犬をイメージした、きな粉と黒ミツの王道氷!


きな粉や黒ミツ、ミルク、あんを氷が見えなくなるほど大量にトッピングした「黒柴金時ミルク」(890円) / 甘味処 柴ふく


オープン当初からの看板犬のくるみちゃんが店前で迎えてくれる / 甘味処 柴ふく


「甘味処 柴ふく」(名古屋市中区)の名物は、看板犬のくるみちゃんをイメージしたきな粉が特徴の「黒柴金時ミルク」(890円)。深煎りのきな粉、サラサラのミルク、沖縄産の黒糖を使った黒ミツなど、使用する素材はどれも店主の家族が何度も試食を重ねて厳選したもので、絶妙な甘さがやみつきになる。甘さの切れがよく、あとに残らない味わいで、最後まで飽きることなく楽しめる。

■甘味処 柴ふく / 住所:愛知県名古屋市中区大井町1-45 / 電話:052-331-5611 / 時間:12:00~18:00(LO17:30) / 休み:月曜、火曜(祝日の場合翌日)

夏になると食べたくなる、昔ながらの味が並ぶ


1997年、店主の父が「自分で作ったものを販売したい」と創業したのが「むらさきや」(愛知県豊明市)。父の思いを受け継ぎ、かき氷と鯛焼きの店を営んでいる。そんな同店の人気メニューは、西尾市の抹茶を使用した「宇治ミルク金時」(550円)だ。抹茶を濃いめにたててからミツと合わせて氷にかけるため、香りがいいのが特徴。また、食べ進めると中からあんが出てきて、いい味の変化になる。大きな銅鍋で、アクを取ってから砂糖を加えてじっくりと炊き上げたあんは絶品だ!ほかにも「みぞれ」や「いちご」、「ブルーハワイ」など昔ながらのメニューが300円からというお値打ち価格で楽しめる。

「宇治ミルク金時」(550円)を食べ進めていくと、中からあんが登場! / むらさきや


大きな銅製の鍋で、じっくりとあんを炊き上げる。 / むらさきや


■むらさきや / 住所:愛知県豊明市沓掛町勅使8-394 / 電話:0562-95-3448 / 時間:9:30~18:00 / 休み:月曜、火曜

長塚大祐

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