広島県広島市の広島県立美術館で7月13日(土)から8月25日(日)まで、「追悼水木しげる ゲゲゲの人生展」が開催される。
2015年11月に93歳で「あの世」へと旅立った水木しげるの回顧展。「ゲゲゲの鬼太郎」「悪魔くん」「河童の三平」など、数多くのヒット作を生み出した漫画家としてだけでなく、作品を通じて妖怪文化を広めた妖怪研究家としても高く評価されている。
同展は、水木プロダクションの全面的な協力のもと、人間・水木しげるが遺したものを徹底的に振り返る。少年期からの習作、戦地で描いたスケッチ、貸本時代からの貴重な漫画や妖怪画の原稿など、卓越した画力とメッセージ性がうかがえる作品の数々に加え、エッセイ原稿や妖怪、精霊像コレクション、私物など約390点を展示し、その作品と人間像の魅力に迫る。また、没後に発表された妖怪画3点を初公開する。
担当者は「『ゲゲゲの女房』こと武良布枝さんと水木しげるさんの50年以上にわたる歩みは、2010年にドラマ化され、大きな話題となりました 。本展では水木さんのプライベートな側面にも迫ります。布枝さんのインタビュー映像は必見です。期間中は様々なイベントもあり、8月8日(木)の『妖怪の日』には、妖怪のコスプレでご来場のお客様に展覧会グッズをプレゼント! 妖怪文化を愛し、広めた水木しげるワールドに、この夏はぜひ触れてみてください」と来場を呼びかける。
水木さんが生み出した独自の世界観に浸ろう!
ウォーカープラス編集部