「絵」と豊かに接するための楽しいレッスン!栃木県立美術館で企画展開催中

東京ウォーカー(全国版)

8月25日(日)まで、栃木県立美術館で企画展「絵を見るとき、あなたは何を見ているの?」が開催されている。

ジョン・スローン《メトロポリタン美術館での模写》1908年栃木県立美術館蔵


もともとは一人の画家がアトリエでコツコツと描いた絵。そこにはさまざまな背景があり、その絵が今日まで伝えられてきた陰にはいろいろな物語がある。同展では「顔」や「情景」といったテーマを立て、どのようにして絵は生まれてきたのか、私たちはそこに何を発見するかを探る。また、同館の調査により存在が明らかになり、昨年大きな話題となった藤田嗣治の最初期のおかっぱ頭の自画像が初公開される。さらに東京国立近代美術館が所蔵する自画像の代表作をはじめ、藤田の自画像と関連する作品の特集展示も開催される。

【写真を見る】アレクサンドル・カバネル《狩の女神ディアナ》1882年栃木県立美術館蔵


その他、7月15日(月)は、体験型作品鑑賞「いきなり!なりきり」を実施。清水登之の作品である《ニューヨーク、夜のチャイナタウン》の登場人物のポーズをまねてその人物に「なりきり」、その後その人物が言うであろうことを想像する。8月11日(日)は、対話型ギャラリー・トーク 「3分だけ見つめて」を開催。(事前申込み不要。当日の企画展観覧券が必要)

親子で楽しめる鑑賞体験がプログラムされた企画展。夏休みシーズンは子供と一緒に栃木県立美術館に出かけてみよう。

ウォーカープラス編集部

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