「やひこの火まつり」として彌彦神社に千年もの昔から伝えられている勇壮な「弥彦燈籠まつり」が7月24日(水)~26日(金)の3日間、ヤホールなど弥彦村各所で開催される。
「弥彦燈籠まつり」は日本三大燈籠祭りの一つとして数えられ、国の重要無形民俗文化財にも指定されている祭り。24日(金)の前夜祭では「大民謡流しと憩いの夕べ 」と題し、一の鳥居前で弥彦山太鼓の演奏が行われ、一の鳥居前からヤホールの区間で大民謡流しが行われる。また、20時からヤホールのステージで一之宮姫太古やキャラクターショーなどのステージイベントも実施される。
本祭の25日(木)には、村内一周燈籠まつり駅伝大会、芸妓連、青年・子ども燈籠押し、仮設舞殿での里神楽奉納、剣舞・詩吟奉納、そして弥彦山松明大行進、御神輿渡御、大燈籠巡行が行われ、奉納花火大会も催される。
大燈籠巡行は、県内各地の大燈籠が2基の御神輿の前後に連なり、約2時間にわたって夜の町を練り歩く。さらに、町を一巡した大燈籠は彌彦神社の拝殿前に作られた特設舞殿を取り囲み、その中で「お稚児様」により、一社古伝の秘曲「神歌楽」「天犬舞」が奉納される。
26日(金)の還御祭まで、弥彦村は千年もの昔から伝えられている勇壮な祭一色に染まる。いにしえの祭に登場する大燈籠の迫力を感じに「弥彦燈籠まつり」へ出かけよう。
ウォーカープラス編集部