西都4大まつりのひとつで夏の風物詩となっている「西都夏まつり」が7月19日(金)~21日(日)の3日間、宮崎県西都市の西都市中心市街地で行われる。
西都夏まつりの主役は初日と3日目に登場する「互親組」の太鼓台だ。「宮崎観光遺産・記紀の道」のスタート地点となっている都萬神社の自治、警備、消防、清掃などに従事する奉仕団体である「互親組」は、1882年(明治15年)に「互親連」として発足し、その後「互親組」と改称されて100年以上の歴史を持っている。
「互親組」の太鼓台は、組長の提灯と太鼓台の柱にくくりつけた子ども4人の叩く太鼓にあわせ、200名以上の若者が一つの太鼓台を「赤・白・青・黄」の4方向に別れてかつぎ市街地を練り歩きながら倒し合うものだ。太鼓台の中では柱に縛り付けられた4人の子供が太鼓台が真っ逆さまになっても太鼓を打ち続ける。
そのほか20日(土)に行われる「市民総踊り」では、夏の風物詩として西都音頭、さいとSUNSUN音頭、恋ダンス(振付自由)を約1000人で踊り、優秀者には賞品もある。※参加には申し込みが必要
さらに、トップハムハット狂、電波少女(デンパガール)のコンサートを初めとした数多くの催し物が用意されている。
「チョウサイ、チョウサイ、イヤサッサッサァ」というかけ声で市内を練り歩く「互親組」の太鼓台など、お楽しみがたくさんの「西都夏まつり」にでかけて、夏の思い出を作ってこよう。
ウォーカープラス編集部