マクドナルドから、2010年に期間限定で販売され、大ヒットとなったハンバーガーシリーズ“Big America”。本場アメリカンテイストをイメージした贅沢な4種のハンバーガーは話題になったが、今年は進化した“Big America2”が登場! 「テキサス2バーガー」「アイダホバーガー」「マイアミバーガー」「マンハッタンバーガー」と、アメリカ各地域の味を彷彿とさせるハンバーガーが、2011年1月7日(金)より順次展開されるのだ。そこで今回、記者はメディア先行試食会に潜入。ひと足早く、新作を食べてみた。
今回、食べてみて記者が「おいしい!」と感じたのは、3月上旬~3月下旬に発売予定の「マンハッタンバーガー」(単品400円~420円)。このハンバーガーには、これまで食べてきたマクドナルド商品の中で、ダントツの“爽やかさ”が感じられたのだ。ビーフパティの上にパストラミビーフを重ね、デリサンドイッチを思わせる、オシャレなものに仕上げられているのだが、なんといっても特徴的なのが、サワークリームソース使い! 程よい酸味がプラスされている上に、全体がマイルドな味わいにまとめられており、さっぱりと最後まで美味しく楽しめた。
また、ワイルドな味わいで存在感が強かったのが、1月7日(金)~1月下旬に発売予定の「テキサス2バーガー」(単品400~420円)。昨年大ヒットした「テキサスバーガー」を、よりワイルドに進化させたのだそうだが、口に入れた瞬間から、ピリッと刺激的なチリビーンズが強めに存在を主張。チリビーンズの中に入っているレッド・キドニービーンズは、しっかりとした豆の食感を表現し、食べ応え十分な一品だった。3段バンズとなっており、腹ペコの男性には最高のごちそうとなりそうだ。
一方、大人から子どもにまで、幅広く愛されそうなのが、1月下旬~2月中旬に発売予定の「アイダホバーガー」(単品400~420円)。外はカリカリ、中はホクホクのハッシュポテトと、ジューシーなビーフパティが一緒に味わえる一品なのだ。記者は、このバーガーに使用された、コクのあるペッパーソースと、粒マスタードソースのダブルソースがお気に入りに。高級ステーキを食べているような感覚に浸ることができた。
最後に、1番個性的な味わいを奏でていたと思うのが、2月中旬~3月上旬に発売予定の「マイアミバーガー」(単品400円~420円)。アメリカ南部で愛される「タコス」がそのままハンバーガーになったような一品なのだが、バーガーの中にあるトウモロコシの粉で作ったトルティアチップスは、香ばしさ満点! ハンバーガーにかぶりついた途端に、パリッとこの香ばしいチップスが弾け、その後、スパイスの効いた濃厚なタコスミートがジュワ~っと口の中で広がる感覚はヤミツキになりそうだった。
マクドナルドの2010年度の累計全店売上高は5427億円。前年比2%プラスとなり、創業以来の全店売上高最高記録を更新した。今年は、“Big America2”をはじめ、その他の戦略的商品の投入や創造的なマーケティングで「徹底的に“マクドナルドらしさ”を提案していきます」と、意気込む同社代表取締役会長兼社長兼CEOの原田泳幸氏。まずは、上述の4つの商品が、大きな話題を巻き起こしていくのか注目だ。【東京ウォーカー】
※価格は地域により異なります。一部店舗を除く。