1月6日(木)、六本木の東京ミッドタウン(東京・港区)にて、「シティ アイスリンク in 東京ミッドタウン」のオープニングセレモニーが行われた。会場には、トリノ五輪金メダリストの荒川静香さんと、バンクーバー五輪金メダリストのエヴァン・フランク・ライサチェクさんが登場。荒川さんがあの“イナバウアー”をするなど、金メダリスト2人の華麗なパフォーマンスに、会場は盛り上がりを見せた。
1月7日(金)~2月28日(日)までの期間限定で、六本木東京ミッドタウンの芝広場にオープンする同スケートリンクは、都内最大級の“屋外”スケートリンクとして、昨年の冬には3万2000人を動員し、話題を集めた場所。同日、このスケートリンクの再登場を記念して行われたセレモニーでは、荒川さんとライサチェクさんが、ゴールドメダリストの華麗なスケーティングパフォーマンスを披露。荒川さんのイナバウアーや、ライサチェクさんのステップに、間近で見た来場者からは大きな拍手が起こった。
パフォーマンス後の会見では、「今日が私の仕事始めなんですが、非常に幸せな一年の始まりになったと思います」と、笑顔を見せた荒川さん。「(皆さんは)アイススケートを見る機会は増えたと思いますが、なかなかスケートリンクが増えないのが現状なので、こういう機会にぜひ、大空の下で滑って体験してみてほしいです」と、スケートの楽しさについてコメント。
また、ライサチェクさんは、バンクーバー五輪で金メダリストとなったことについて、「2010年は自分にとって大きく変化のあった年でした」と語り、「今年も飛躍したいので、競技生活にも徐々に戻っていこうと思います」と意気込みを話した。ちなみにライサチェクさんは、「日本が大好きなので、ちょくちょく戻ってきたいです」とニッコリ。
最大200人を収容でき、夜10:00までのナイトスケートも楽しめる「シティ アイスリンク in 東京ミッドタウン」。夜は、周囲がイルミネーションで美しくライトアップされるのも見どころとなっている。最後に荒川さんは、「ぜひ、カップルやファミリーで来て、ここで絆を深めてほしいです」とPRし、イベントを締めくくった。【東京ウォーカー】