日帰りで、温泉につかって食事も楽しめることで人気の“リゾート温泉”。東京近郊には、ご当地感たっぷりのB級グルメを味わえるリゾート温泉も多く、温泉＆絶品グルメを格安で楽しみたい人にとってはまさに天国！ B-1グランプリ初出場した焼きそばから、ボリューム満点のカツ丼まで、温泉と共に楽しみたいご当地B級グルメを紹介しよう。
■昨年B-1グランプリに初出場！「湯河原温泉 こごめの湯」(神奈川県・湯河原)の「坦々やきそば」(600円/入浴と食事の合計金額は1人1600円)
湯河原の町営温泉施設「湯河原温泉 こごめの湯」は、かの源頼朝も傷を癒したと伝わる古の名湯。ここでは、野趣あふれる庭を眺めながら優雅な気分で温泉に浸ることができるのだが、同所の食事処で食べられるのが、B-1グランプリでも人気だった「担々やきそば」だ。湯河原のご当地メニューで、コシのある麺、地野菜、半熟の目玉焼き、紅ショウガがポイント。豆板醤をメインにしたピリ辛な味付けがクセになること間違いナシだ。
■豪快＆激安の地元グルメ！「天然温泉 太田安眠の湯」(群馬県・太田)の「ソースカツ丼」(550円/入浴と食事の合計金額は1人1250円)
ここは町中の天然温泉では珍しい、化石海水型の源泉。湯冷めしないお湯が魅力となっているが、もうひとつ、心が引きつけられるのが同所の豪快なB級グルメ！ トンカツを丸ごと濃厚なソースにたっぷりつけて、どんぶり飯にのせた「ソースカツ丼」をはじめ、巨大なエビフライをメインにした定食など、お腹いっぱいになれるグルメがそろっている。
■地元の英雄が愛した一品！「深沢花園温泉 花湯の森」(埼玉県・深谷)の「煮ぼうとう」(980円/入浴と食事の合計金額は1人1860円)
「深沢花園温泉 花湯の森」は、地下2000mから湧出するお湯が注ぎ込む庭園のような露天風呂。季節の彩りを感じられる温泉となっているが、ここの「煮ぼうとう」は必食！ 近代経済の父・渋沢栄一郎氏も好んだといわれる深谷の名物なのだ。醤油味のスープに、適度なとろみが特徴的な同メニューには、深谷ネギをはじめ地野菜がたっぷり！ ボリューム満点な上にヘルシーなので、健康志向の人にもうれしい。
どうせなら、話題の一品もリゾート温泉で食べたい。そんな思いをかなえてくれる日帰り温泉スポットで、身も心も胃袋も満たしてみては？ 【詳細は1月6日(木)発売号の東京ウォーカーに掲載】
「湯河原温泉 こごめの湯」TEL 0465・63・6944
「天然温泉 太田安眠の湯」TEL 0276・46・1126
「深沢花園温泉 花湯の森」TEL 048・551・1126