充実の肴に大満足! 寿司店が母体の、綱島「立ち呑み 下田商店」

横浜ウォーカー

綱島駅西口といえば、駅前の商店街を中心にリーズナブルな居酒屋さんが多い活気あるエリア。その商店街のメインストリートを一本入ってすぐのところにあるのが「立ち呑み 下田商店」。立ち飲み処といえば、気軽に利用できる価格設定はお約束だが、こちらは単に安いというだけではない。本店が港北区吉田町にある創業50年以上の老舗「下田寿司」というだけあり、鮮魚を使ったメニュ−が評判なのだ。

1人でも気負わず入店してみよう! (C)KADOKAWA 撮影=後藤利江


お盆に好きな料理をチョイスしてレジへ


2019年1月にオープン9周年を迎えたジモト民の憩いの場(C)KADOKAWA 撮影=後藤利江


入店したらまずはお盆を手に、刺身などの小皿が並ぶ冷蔵ケースの中をチェック。食べたいものを自分でチョイスしてお盆に乗せよう。奥の台にはモツ煮込みの大鍋や総菜が並び、ここでも好きなものを選んで。レジでドリンクを注文し、会計をしてから席へ。このシステムさえ押さえておけば、初めてでも戸惑うことはない。

揚げ物や寿司は注文ごとに作るので、でき立てを味わえるのがうれしい。揚げ物はアジフライやコロッケが100円〜、寿司は巻物150円〜。カレーライス(300円)、天丼(400円)など、おなかにたまる食事メニューもあるので「サク飯」するのにもおすすめだ。

イチ押しはお刺身。この日は中トロが400円!


一目で鮮度のよさがわかる刺身は迷わずゲット!(C)KADOKAWA 撮影=後藤利江


ケースを覗いて「さすがはお寿司屋さんの経営!」と納得。刺身はあれこれ食べるのにちょうどいい分量で、この日はイワシやまぐろぶつ(各250円)や、見るからにおいしそうな中トロがなんと400円! ほかにも、ちくわきゅうり、冷奴、キムチなどジャスト100円の皿も多数あり。

ハイボール1杯+この3品で850円!


これで850円。連日大盛況なのも頷ける(C)KADOKAWA 撮影=後藤利江


(右から時計回りに)イワシの刺身(250円)、サラミチーズ(150円)、ハムカツ(200円)、ジムビームハイボール(250円)。この価格なのに刺身には薬味もたっぷりで、ハムカツにはしっかりキャベツも添えてある。ドリンクは、ほかに生ビール(350円)、酎ハイ(250円)、角ハイボール(300円)、日本酒・焼酎(300円〜)など。

名物のモツ煮込みもぜひ!


「アツアツを召し上がってね!」(C)KADOKAWA 撮影=後藤利江


具だくさん! モツ好きにはたまらない一品(C)KADOKAWA 撮影=後藤利江


そして忘れてはならない名物がモツ煮込み(200円)。モツや季節野菜を味噌で煮込んだもので、注文するとスタッフが大鍋からよそってくれる。売切れ次第終了なのでお早めに!

実は昼時から飲めるようになったのはつい最近のこと。以前は、平日16:00〜、土曜・日曜、祝日は14:00〜で、オープン前から店先に常連客が待ち構えている様子が商店街の日常風景だったとか。2019年6月半ばより待望の12:00オープンになり、ますますパワーアップ! 暑い日が続く今日このごろ。「サクッと昼飲み」で喉を潤すのにもぴったりだ。

【構成=濱口真由美/取材・文=A-un/撮影=後藤利江】

横浜ウォーカー編集部

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