中国の麺の聖地「鶏西(けいせい)」「蘭州(らんしゅう)」の代表的な一杯は、共に自家製麺。ガツンと襲う辛さの裏側に隠れた、牛由来の旨味を、福岡で体感あれ。
10種類の漢方が溶け合う。薬膳風の辛スープ「正宗 鶏西大冷麺」
中国鶏西市の名物「刀削麺」「冷麺」(各780円)を、現地で生まれ育った店主夫妻が手作り。刀削麺の麺カッターを九州でいち早く導入し、シェフを模したマシンが削る様子もおもしろい。中華総菜も並ぶ。
[正宗 鶏西大冷麺(けいせいだいれいめん)]福岡市東区名島3-29-13 / 090-1921-5277 / 11:30~21:00 / 月曜休み
麺は注文後に手延べ。牛骨ダシと好相性!「香香火鍋」
中国重慶市の「火鍋」がメインで、水・日曜のみ味わえる「蘭州牛肉麺」(750円)も話題。中国人シェフが蘭州市で技を習得した自家製麺は、“手打ち”“手延べ”で少しずつ細くする製法。香辛料の効いた牛骨スープと合う。
[香香火鍋(しゃんしゃんひなべ)]福岡市早良区西新1-7-10 大産西新ビル1F / 092-834-3864 / 12:00~14:00、18:00~23:00 / 不定休
大園大輔