8月中に大阪・京都・兵庫で行われる花火大会の情報をチェック!主要ルートや混雑状況、有料観覧席の情報盛りだくさんでお届け。<※情報は関西ウォーカー(2019年15号)より>
8月10日(土)なにわ淀川花火大会
関西の花火大会を代表する「なにわ淀川花火大会」。2019年は第31回として8月10日(土)に開催される。そんな「なにわ淀川花火大会」の主要ルートと混雑度をわかりやすく解説。有料観覧席もチェックを!
地下鉄西中島南方駅と阪急南方駅は、ほかと比べると花火の迫力には欠けるが、人が少ない穴場。協賛席がないので、無料スペースが広いのも特徴。会場には18時までに到着すれば場所取りは余裕なので、打ち上げまでに多彩な屋台も楽しもう。帰りは人が殺到するので時間をおいてから駅へ向かって。
最も混雑する阪急十三駅。十三側河川敷は協賛観覧席がほとんど。無料エリアから観覧する場合は淀川河川公園へ。16時には駅員や警察による誘導が始まるほど混雑するので、16時30分には到着を。早めの到着で協賛席当日券も購入しよう。
■らくらく協賛観覧席:専用トイレや売店がある協賛観覧席は、全20種・約6万人が収容可能。チケットの当日販売がないものもあるので、事前にHPでチェックを。<電話:06-6307-0099(チケットセンター)、HPのほかローソンチケット、チケットぴあなどから販売中>
【十三会場】エキサイティングシート(9000円、前売りのみ)、アリーナシート(前売り7000円、当日8000円)、団体シート(8000円、前売りのみ)、ステージシート(9000円、前売りのみ)、納涼船(1万8000円、前売りのみ)、パノラマスタンド(前売り3500円、当日4000円)
【左岸会場】梅田会場(前売り4500円、当日5000円)、ダイナミックシート(大人前売り2500円、当日3000円)
■第31回なにわ淀川花火大会<日程:8月10日(土) 時間:19:40~20:40 ※雨天決行、荒天時は中止 会場:淀川河川敷 玉数:非公開 花火の大きさ:最大10号玉 昨年の人出:約60万人 屋台十三大橋東側から新御堂筋西側まで約900店 打ち上げ場所:淀川河川上 問い合わせ:なにわ淀川花火大会運営委員会 電話:06-6307-7765>
8月11日(祝)亀岡平和祭保津川市民花火大会
第68回亀岡平和祭保津川市民花火大会は、戦争で犠牲になられた人々の冥福を祈ると共に、亀岡市の平和都市宣言を記念して行われる京都最大規模の花火大会。今年は昨年よりも1000発増加した、約8000発の花火を打ち上げ、さらにスケールがアップ!スターマインの一斉打ち上げや大会オリジナル花火など、芸術性が高く色鮮やかな花火の数々で夜空を美しく染める。
花火の打ち上げ直前は非常に混雑する。会場までたどり着けないこともあるので、17時ごろの到着を目指して。会場周辺には約150もの屋台が軒をつらねるので、早めに行くことで混雑を回避しながらお祭り気分が楽しめるのもうれしい。
■らくらく観覧エリア:大堰川緑地東公園には自由席(800円)や立ち見席(500円)とリーズナブルなものから、パイプイス(2000円)、床几席(1席1万2000円)とゆったり楽しめるものまでバリエーション豊富。保津大橋の橋上にはベンチ席(1席9000円)も設置されるので、好みで購入を。e+(イープラス)、花火大会事務局(亀岡市役所商工観光課内)などで販売中。詳細はHPを確認。
■第68回亀岡平和祭保津川市民花火大会<日程:8月11日(祝) 時間:19:30〜 ※荒天時は中止 会場:亀岡市保津川保津橋上流 玉数:約8000発 花火の大きさ:最大7号玉 昨年の人出:約10万人 屋台:保津川下流に約150店 打ち上げ場所:亀岡市保津川保津橋上流右岸 問い合わせ:亀岡平和祭保津川市民花火大会実行委員会事務局(亀岡市役所商工観光課内) 電話:0771-25-5033>
8月17日(土)猪名川花火大会
猪名川花火大会は、大阪府池田市と兵庫県川西市が合同で開催している、1948(昭和23)年から続く由緒ある夏の祭典。迫力満点のスターマインや変わり花火、特殊効果のある花火など、バラエティ豊かかつ極彩色の花火が真夏の夜空と猪名川の川面を幻想的に染める。最寄りの駅が3つもあるので、混雑が少なめで快適に観覧できるのも魅力的。
池田会場の最寄りは阪急池田駅。駅から会場までのアクセスが至便で、川西会場よりも少し観覧エリアが広いため、駅の混雑は多め。17時を過ぎると混雑が始まり、18時ごろになると駅構内が人であふれる。花火が見えにくい場所でもかまわなければ、遅めの到着でもスペースあり!
川西会場の最寄り駅となるのがJR川西池田駅。第1会場へは徒歩15分と歩くので、百貨店やショッピングモールで食べ物や飲み物、持参し忘れたシートなどのグッズの買い出しをしておけば便利。道中にはトイレが設置されていないうえ、会場内の仮設トイレは行列ができるので、済ませてから会場へと向かおう。駅から会場までの動線は時間によって変更されるため、警察などの誘導に従って安全に会場まで移動を。
■第71回猪名川花火大会<日程:8月17日(土) 時間:19:20~20:20(予定) ※荒天時は中止 会場:猪名川河川敷 玉数:約4000発 花火の大きさ:最大4号玉(予定) 昨年の人出:約13万1000人 屋台:池田会場と川西会場に合計約300店予定 打ち上げ場所:猪名川河川敷 問い合わせ:池田市空港・観光課(072-754-6244)、川西市文化・観光・スポーツ課(072-740-1161)、テレドーム(当日音声案内0180-991-816)>
8月24日(土)いたみ花火大会
伊丹市の第39回いたみ花火大会では、新作花火やミュージック花火などの趣向をこらしたプログラムが人気。導火線の炎が橋を渡り花火に点火するオープニング(点火式)から、伊丹市マスコットキャラクター「たみまる」をかたどった花火、フィナーレの「黄金しだれ柳の重ね咲き」まで見どころがたっぷり。華やかな花火の数々を存分に満喫しよう。
圧巻の音楽連動ワイドスターマインのあとに、恒例の伊丹名物「黄金しだれ柳の重ね咲き」を打ち上げるグランドフィナーレ。怒涛の花火に感動必至!
JR伊丹駅からは、会場まで約800mと一番近いため、18時を過ぎるといっきに観覧客が押し寄せ、混雑は避けられない。17時台なら比較的すいているので早めの到着がおすすめ。買い出しには「イオンモール伊丹」が便利だが、到着が遅くなると混雑するので注意を。
■第39回いたみ花火大会<日程:8月24日(土) 時間:19:30〜20:30 ※荒天時は中止 会場:猪名川神津大橋河川敷 玉数:約3500発 花火の大きさ:最大4号玉 昨年の人出:約7万人 屋台:猪名川沿いに約120店予定 打ち上げ場所:猪名川神津大橋南側河川敷 問い合わせ:伊丹市まちなかにぎわい課 電話:072-784-8068>
8月24日(土)・25日(日)泉州 光と音の夢花火
13年ぶりの復活をとげ、「音楽」と「花火」を融合させた「泉州 光と音の夢花火」が、今年も開催される。個人&企業協賛を募り、今年は西日本最大級となる玉数2万5000発が目標で、噴水ショーが追加されたり、楽曲リクエストを公募する参加型に進化させた。ビーチフェスやグルメフェスとの同時開催のほか、新たにキャンプエリアや盆踊りも登場する。
個人では1口(5000円)から申込が可能。
最寄り駅は南海樽井駅。「MUSIC CIRCUS '19」や「肉フェス」「ビーチキャンプ」などが同日に開催され、来場する時間が分散される。そのため19時前までは人はまばら。イベントを昼間から存分に楽しむべし。花火のみ観覧する場合は、19時前には到着しておこう!
■らくらく有料エリア:シーンによって使い分けられるさまざまなシートを販売中。花火を側面から楽しめる立見サイドビュー(場所により音楽が聴きづらい可能性あり)が500円と一番リーズナブル。花火を正面から観覧できる立見フロントビュー(2000円)、最大5人までのグループシート(4万5000円)など、種類豊富に用意されている。<HPで発売中 ※未就学児(6歳未満)は保護者同伴でも入場不可>
■泉州 光と音の夢花火<日程:8月24日(土)・25日(日) 時間:20:00〜21:00(予定) ※雨天決行、荒天時は中止 会場:大阪・泉南タルイサザンビーチ 玉数:約2万5000発(目標。2日間合計) 花火の大きさ:未定 昨年の人出:会場内約10万人(2日間合計) 屋台:肉フェス会場利用 打ち上げ場所:大阪・泉南タルイサザンビーチ海上 問い合わせ:一般社団法人 泉州 光と音の夢花火 電話:06-4708-6470>
編集部