都心直通まであと4カ月! 相鉄線の大変貌に注目高まる

横浜ウォーカー

都心直通で一気に便利になる相鉄線とその沿線


首都圏で唯一、東京都心に乗り入れていない大手私鉄、相鉄線。その相鉄線が2019年11月30日にJR線と接続する相鉄・JR直通線を開業。さらに、2022年度下期には、相鉄・東急直通線も開業を予定している。

JRへの乗り入れで、渋谷・新宿と直結


相鉄・JR直通線は、相鉄線西谷駅とJR東海道貨物線横浜羽沢駅付近を結び、相鉄・東急直通線は、同じくJR東海道貨物線横浜羽沢駅付近と東急東横線・目黒線日吉駅間を結ぶ。

開業によるメリットは3つ。まず、途中駅での乗り換えが減少し、都心へのアクセスが良くなること。たとえば、二俣川駅~新宿駅まで、これまで横浜駅を介して約59分かかっていたところが、約44分となり、15分程度短縮。また、二俣川駅~目黒駅を考えると、従来は横浜駅と大崎駅で2回の乗り換えが必要だったが、開業後は乗り換えなしで16分程度短縮となる見込みだ。

次に、新幹線へのアクセスがラクになること。東海道新幹線の停車駅である新横浜駅付近に新駅・新横浜駅(仮称)が設置される。これにより、大和駅~新横浜駅まで23分程度の時間短縮を予定している。

新横浜にも直結されるので、沿線から新幹線へのアクセスも向上


そして、鉄道ネットワーク機能の充実で地域の発展が促進されること。新たな鉄道ネットワークが形成されることで、地域間の連携と活性化が図られ、再開発やリノベーション計画、新築マンションなど相鉄線沿線の街づくりも進められている。

住宅購入や引っ越しを検討する上で、相鉄線沿線区域からしばらく目が離せない状況が続きそうだ。

亀谷潮太

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